200話 ページ6
『5時？！』
乱「ボク達が来た頃にはちらほら集まってたからそれより早起きさんもいるよ！」
『みんな凄い』
本丸にいる刀剣男子の内、半分くらいの人数が既に大広間にいて、乱ちゃんと話し終わったタイミングでおはようと声をかけてくれた
返事を返しながら室内を見渡すと、炬燵で二度寝してたり話してたり遊んでたりしてる
入ってすぐ話しかけてくれた乱ちゃんも一期さんの手を引いて、トランプをしていた輪の中に行ってしまった
ずっと腕を握っていた陸奥守さんは気付いたら居なくなってる
立ちっぱなしもあれやから、とりあえず化粧をしようと
部屋の隅に積み上げてある座布団の山から2枚借りて、その山のすぐ側に敷くと膝を立てて壁に背を預けマスクを取った
すぐさま自分の顔が隠れるほどの大きい鏡を膝で固定して、導入化粧水から肌に馴染ませていく
その後はいつもの手順でリップまで完成させると、昨日と同じくドライフラワーのブーケ型ピアスを耳に付けた
『(後は髪…)』
袋から小型のヘアアイロンを取り出してコンセントの位置まで移動すると、分かっとったけど炬燵の近くでごった返していた
なんとか接続して温まるのを待つ間に横になっている鶴丸さんとまんばちゃんの僅かに空いている隙間にお邪魔する
炬燵布団の中に足を入れると、密度が高いせいかこれはもうサウナ
こんなんで寝たら絶対汗だくやろって思いながら下を見ると布被って寝てるまんばちゃんは汗だくやし、鶴丸さんはいつもふわふわしている髪の毛が汗でペタンコになっていた
『暑そう…』
？「暑い…」
独り言のつもりだったのに返事が返ってきて横を見れば膝丸さんが顔を真っ赤にしてこちらを見ていた
その膝の上には髭切さんと包丁くんの頭…
『…前髪上げます？ヘアピンありますよ』
膝丸「頂こう」
即答した膝丸さんにヘアピンを渡せばすぐに前髪を止めてふうっと息を吐いている
気休めにしかならんけどよっぽど暑かったんやろなぁ…
そうこうしている内にアイロンが170度まで上がったので、一旦全体をストレートにして毛先だけ波ウェーブをかけた
前髪は巻かずに軽く熱を通してアイロンの電源を落とすと、ヘアクリームを手に広げて髪に馴染ませてふわっと動きを出す
『…よし』
アイロンの熱が冷めるまで暇になってしまった…
ポーチの整理はこの前したし、って思って漁ったら汗拭きシート出てきたから
一枚とって何気無しに鶴丸さんの額を拭いてみる
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ネコマタさんのちょびひげ(プロフ) - わたしは更新、いつでも待ってます! (2021年5月16日 10時) (
レス) id: d3a88c7d37 (このIDを非表示/違反報告)
ネコマタさんのちょびひげ(プロフ) - 名無しさんさん» はい、これからも楽しんで読ませていただきます!!名無しさんは社会人と聞きました。どうか自分のお体をご尊重してください (2021年5月16日 10時) (レス) id: d3a88c7d37 (このIDを非表示/違反報告)
名無しさん(プロフ) - ネコマタさんのちょびひげさん» コメントありがとうございます。嬉しい内容にやると決意できて良かった、また書きたいと思って良かったと思います。私の作品を読んでくれてありがとうございます！これからも楽しんでいただけたらなぁと思います！ (2021年5月15日 20時) (レス) id: abe0f1ab0e (このIDを非表示/違反報告)
ネコマタさんのちょびひげ(プロフ) - こんばんわ。この作品が続いてくれると知って、とても嬉しいです!!どうか名無しさんのペースで更新してもらえれば。また続きが読める事に感謝します。ありがとうございます!! (2021年5月14日 21時) (レス) id: d3a88c7d37 (このIDを非表示/違反報告)
名無しさん(プロフ) - 雪さん» コメントありがとうございます！好きと言ってもらえるのはとても嬉しいです！絡み前向きに検討させていただきますね！ (2021年5月6日 13時) (レス) id: abe0f1ab0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無しさん | 作成日時：2020年1月9日 1時
