6 ページ6
彼は私に背を向け自分の部屋のドアを開けようとしていた
誠「逃げてもムダだよ？」
そんな声が階段の方から聞こえた
完全に恐怖におちいった。
怖くてその場から動けない、
腰が抜けていた。
自分の部屋まであと少しなのに
なのに……。
私は今日初めて終わると思った
人生で1番後悔する日だと思った
むしょうに涙が出た
グッ
何かに手を掴まれた
？「大丈夫？」
朝の彼だった
私は泣き崩れていて、まともに話せなかった
だから、精一杯、横に首を振った
？「そっか。部屋のドア開けてあげようか？」
優しい人だなって逆に涙がでて。
その時部屋に戻ったところで恐怖が増すだけってことを思い出して
私は精一杯な思いで
「助けて下さい。……ｸﾞｽﾞｯ」
名前も知らない彼にそう言った
？「いいよ」
無理だと思った言葉に彼は優しく応じてくれた
「あり……がと……ござい…ま…す、」
？「んで？どうすればいいの？」
少しニヤついた顔で言ってきた
「家に入れて…下さい」
けして変な気持ちで言ってはない本当に助けて欲しかった
？「なんで？」
「え…？ﾋｯｸ」
？「ごめんごめん、わかった、」
しゃがんで私の目線に合わせて話してくれている彼
口に手を当てて、ニヤケでいるのを隠すかのように
手を引いてもらい、家に入れてもらった
ドアの外では
誠「どこいった？笑出てこいよ何もしねぇーから」
なんて
嘘を逆に引き立てるように言っていた
？「ありゃー。捕まってたらヤラれてたな」
「ありがとうござ…ます。」
？「くふっいいよ笑相手が俺でよかったな」
「え？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 198人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
和ぴょん(ゝω・´★)(プロフ) - あの…露室じゃなくて、露出だと思います。 (2017年3月19日 15時) (
レス) id: 80500607b6 (このIDを非表示/違反報告)
遥 - 毎回楽しみに読んでいます！ (2017年1月15日 10時) (レス) id: b5fb265426 (このIDを非表示/違反報告)
妃向 - いつも小説見てます！これからも頑張ってください！私も春から中学生 (2017年1月13日 2時) (レス) id: 2768a8946e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：クリキン | 作成日時：2017年1月5日 0時
