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11. ページ11
二宮「つまりレストランに奥さんから誘われてその日の夜も奥さんから誘われたってこと？」
「そうなるね」
二宮「何笑ってんのよ.なんかあったぁ？」
「ありません笑」
二宮「ｼﾞﾛｯ」
「無いって笑」
彼女の秘密は絶対守る。
誰にもバレないように
そんなことしか頭になかった
・
二宮「何も無いならいいけど.取り返しのつかない事になる前にどうにかしとくんだよ？」
「だから.なんもないって〜」
二宮「それならいいけど」
＿＿＿＿＿
二宮「んじゃ」
そう言って.彼はエレベーターから降りて言った
エレベーターの中は僕は1人だった
「取り返しのつかない事に…」
どうするべきか決めなきゃいけないと曖昧な思考だったはずのものが
決定的になった瞬間だ
そしてAに連絡をした
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作者名：さとう | 作成日時：2020年8月5日 19時
