第五百十七話 ページ43
ドレスローザという王国について話しておきましょうか。
ドレスローザという国は新世界に入ってからわりとすぐの場所に位置する岩山で囲まれた国。
国の真ん中には大きな城がそびえ立っている。
その城は今、ドフラミンゴファミリーの本拠地として私達が利用してる場所ね。
そして城の真下には色々な景色、娯楽が広がっている。
街には国の自慢の料理の数々。
"ドレスエビのパエリア"
"ローズイカのイカスミパスタ"
"妖精のパンプキン入りガスパチョ"
…そう、この国にはドレスローザの守り神と言われている妖精が居るとか居ないとか。
あ、もちろん食べてるのは本当の妖精じゃないわよ。
まあ、どの生き物が入っているかは…わからないんだけどね…？
ご飯の他には…
女達の情熱的な踊りとか。
別の国の言葉で例えると、フラメンコ…かな？
赤いドレスを身に纏って激しいダンスを踊るのが印象的。
あとは街から離れたところに行けばかぐわしき花々が草原一面に咲き誇る。
一見平和で美しく、歩くだけで心躍るようなドレスローザだが。
一つだけ他の国には絶対にない、ある光景が広がっている。
それは街にごく自然に溶け込む
人間と共存する生きているオモチャが居るということ。
それぞれのオモチャが感情も持っていて言葉も喋り、外見以外は人間そのもの。
あるオモチャはロボットの形をして
あるオモチャはぬいぐるみで。
人の形だったり動物の形だったり種類は様々。
普通なら異様な光景なのにこの国ではその光景が
小さい頃にオモチャと出会い
オモチャと成長していく。
それがこのドレスローザの
これがドレスローザという国。
私は一度だけ、国の歴史が厳重に保管されている書庫に潜り込んだ。
純粋な興味。
そう、本当になんとなく。
そこに潜り込んだ私は見てしまった。
数年前まではこの国は別の王がいたこと。
その頃オモチャはこの国になかったこと。
…そして。
同時期にある海賊団によって滅ぼされたことも。
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カケ - 四百九六になっています (1月24日 11時) (
レス) @page21 id: 703764d97a (このIDを非表示/違反報告)
和奏.*(プロフ) - もしも、の話で萌えて悶えました(実話)サボがイケメン過ぎてもうっ…！(これからも読者でいます！(( (2018年11月12日 17時) (レス) id: 43c37d5e6d (このIDを非表示/違反報告)
メグミ - テストお疲れ様でした！これからも頑張ってください！！ (2018年7月27日 11時) (レス) id: 0ece7d892b (このIDを非表示/違反報告)
ゆんゆく - 小説、とっても面白かったです！テスト頑張ってください！「実は私もテストがあって((ﾎﾞｿｯ」 (2018年6月14日 21時) (レス) id: fb4853b1ec (このIDを非表示/違反報告)
藍緒(アオ)(プロフ) - メグミさん» コメントありがとうごさいます毎日テストに追われて更新できず…楽しみにしていただけてとても嬉しいです！頑張ります！ありがとうございます！ (2018年6月11日 18時) (レス) id: dccc59a57c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍緒(アオ)
| 作成日時：2018年4月28日 12時
