第五百九話 ページ35
これから起こり得るであろう面倒事を想像するだけで頭が痛い。
あの人が関わると面倒なことになるのは目に見えている。
前科あり。
例外なし。
シュガーとの通信を切った後すぐに私の電伝虫の音が鳴り響いた。
嫌な予感しか感じなかったけれど出なかったあとの方が怖いから仕方なく…仕方なーく受話器を取って耳に当てる。
出たら出たで案の定、
「今行く。
大人しく待ってろ。」
と一方的に言われて通信を絶たれた。
それはそれはもう…大変お怒りのようで。
たかが幹部には手がつけられないのよ。
そんな事は知る由もなく海賊と海軍によって始まる宴。
距離はそこそこある筈なのにこんな所まで音が聞こえてくる。
酒だー！と騒ぐ声や大笑いする声。
よく見ると大きな鍋で料理も作りはじめてる。
まだ完全に安全という訳でないのに呑気というかなんというか…
少し、羨ましくも思った。
最高幹部として、ハートの席の座につく者として。
諜報部の長として。
威厳を損ねてはいけない。
信頼を失ってはいけない。
象徴でなければならない。
それがツライことでは無いけれど。
皆でバカして、お酒を煽って、大声で騒いで。
そんなことができる彼らが…羨ましい。
「どうしましたか？」
『ううん。
なんでもない。』
今は海軍と海賊を見張っとこう。
微笑ましいな、なんて思いながら宴の成り行きを監視する。
しかし、私達はローがベビー5とバッファローに近づいて能力を使って首を落としていることに気付くことはなかった。
最悪なことにローの行いには、2人の首を持って飛んできたドフラミンゴが登場したことによって知ることになる。
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カケ - 四百九六になっています (1月24日 11時) (
レス) @page21 id: 703764d97a (このIDを非表示/違反報告)
和奏.*(プロフ) - もしも、の話で萌えて悶えました(実話)サボがイケメン過ぎてもうっ…！(これからも読者でいます！(( (2018年11月12日 17時) (レス) id: 43c37d5e6d (このIDを非表示/違反報告)
メグミ - テストお疲れ様でした！これからも頑張ってください！！ (2018年7月27日 11時) (レス) id: 0ece7d892b (このIDを非表示/違反報告)
ゆんゆく - 小説、とっても面白かったです！テスト頑張ってください！「実は私もテストがあって((ﾎﾞｿｯ」 (2018年6月14日 21時) (レス) id: fb4853b1ec (このIDを非表示/違反報告)
藍緒(アオ)(プロフ) - メグミさん» コメントありがとうごさいます毎日テストに追われて更新できず…楽しみにしていただけてとても嬉しいです！頑張ります！ありがとうございます！ (2018年6月11日 18時) (レス) id: dccc59a57c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍緒(アオ)
| 作成日時：2018年4月28日 12時
