第五百六話 ページ32
電伝虫の相手は案の定不機嫌なドフラミンゴで、相当ご立腹の様子だった。
いつもより低いトーン。
抑揚のない喋り方。
それを受ける此方の身にもなって欲しいわほんと。
ドフラミンゴの話を聞く感じ、ローが裏切ることは何となくわかっていたみたいだ。
それでもムカつくものはムカつくらしい。
ヴェルゴには徹底的に潰して始末しろって命令したんだとか。
あんなに可愛がってやったのに…
本当に残念だ。
信頼していたのに。
なんて電伝虫越しに
まあ全部嘘でしょうけど。
あと、ベビー5とバッファローが私達を迎えに来てくれるらしい。
だからそれまで絶対にシーザーを連れて行かせるな、殺させるなとドフラミンゴに念を押されてしまった。
そんなこと言うなら自分で来なさいよなんていう言葉は私の中でとどめておく。
取り敢えず従っておいた方が良いだろうし。
【じゃあ…健闘を祈るぞ。】
そう言って電伝虫は切られた。
静かになった電伝虫を元あったポケットにしまいこむ。
そして再び映像に目を向けるとシーザーの場所を探した。
館内に無数に設置された映像電伝虫の中から特定の電伝虫を見つけるのは骨が折れる。
どんだけ設置してるのよ。
無駄すぎない？
しかもなんとなく悪趣味な実験室の電伝虫が多い気がするし。
私もぶっ飛ばしたいくらいだわ。シーザーのこと。
文句を言いながら目を凝らしてシーザーを探しているとやっとシーザーの姿を見つけた。
問題なのは此処から結構距離がそこそこ離れているところ。
そして…麦わらと戦闘中なことくらい？
『まあー、シーザーもそこそこ強いし…
早々に負けるとは思わないけど。』
急がなきゃダメかなぁ。
面倒くさい。
口に手を当て欠伸をしながら立ち上がる。
重たい足を無理やり動かしてシーザーのいる場所へ向かった。
________
因みに研究所内の地図は頭の中に叩きこまれています。
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カケ - 四百九六になっています (1月24日 11時) (
レス) @page21 id: 703764d97a (このIDを非表示/違反報告)
和奏.*(プロフ) - もしも、の話で萌えて悶えました(実話)サボがイケメン過ぎてもうっ…！(これからも読者でいます！(( (2018年11月12日 17時) (レス) id: 43c37d5e6d (このIDを非表示/違反報告)
メグミ - テストお疲れ様でした！これからも頑張ってください！！ (2018年7月27日 11時) (レス) id: 0ece7d892b (このIDを非表示/違反報告)
ゆんゆく - 小説、とっても面白かったです！テスト頑張ってください！「実は私もテストがあって((ﾎﾞｿｯ」 (2018年6月14日 21時) (レス) id: fb4853b1ec (このIDを非表示/違反報告)
藍緒(アオ)(プロフ) - メグミさん» コメントありがとうごさいます毎日テストに追われて更新できず…楽しみにしていただけてとても嬉しいです！頑張ります！ありがとうございます！ (2018年6月11日 18時) (レス) id: dccc59a57c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍緒(アオ)
| 作成日時：2018年4月28日 12時
