第五百五話 ページ31
『…ライトは上手くやってるのかな。』
誰もいなくなった部屋できっと頑張っているであろうライトのことを思い浮かべながら静かに呟く。
シーザーもヴェルゴも、モネも外に出て行ったからこの部屋には私一人しかいない。
幸いというか、シーザーが研究所内の映像を写したままにして出て行ったから部屋の外の状況はリアルタイムでわかった。
見聞色で見てもいいんだけど…範囲が限られているしね。
何より体力使うし。
目の前の映像を見た方が不便がない。
私は部屋の真ん中に鎮座されているソファに腰を下ろすと写しだされる映像を見た。
何箇所かに分けられている映像のうち1つにヴェルゴの姿が写しだされている。
映像の場所はD棟のSAD製造室。
通路のど真ん中を堂々と歩くヴェルゴの前をよく見ると見たことのある男が写っていた。
白地に黒の模様が入ったの帽子を被って鬼哭を振り回す男はさっきまで牢屋の中にいたロー。
自らの悪魔の実の能力を駆使してヴェルゴに挑んでるけれど、ローが能力を発動させる前にヴェルゴはそのスピードを上回って攻撃する。
シーザーとの契約で
『ちっ…ヴェルゴの野郎…』
ローが何か反論すればヴェルゴが心臓を握って黙らせる。
それの繰り返し。
苛立ちが積もってきた時、不意にヴェルゴが動きを止めた。
視線の先を見てみると画面の端から鬼の形相をしたスモーカーが飛び出してくる。
そういえば上司だっけ。
いや…元上司の方が正しいかも。
スモーカーは潔くヴェルゴに向かっていくけれどヴェルゴは難なく攻撃を避ける。
頬杖をついてじっと画面を見ていると私のポケットに入った電伝虫が着信を知らせた。
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カケ - 四百九六になっています (1月24日 11時) (
レス) @page21 id: 703764d97a (このIDを非表示/違反報告)
和奏.*(プロフ) - もしも、の話で萌えて悶えました(実話)サボがイケメン過ぎてもうっ…！(これからも読者でいます！(( (2018年11月12日 17時) (レス) id: 43c37d5e6d (このIDを非表示/違反報告)
メグミ - テストお疲れ様でした！これからも頑張ってください！！ (2018年7月27日 11時) (レス) id: 0ece7d892b (このIDを非表示/違反報告)
ゆんゆく - 小説、とっても面白かったです！テスト頑張ってください！「実は私もテストがあって((ﾎﾞｿｯ」 (2018年6月14日 21時) (レス) id: fb4853b1ec (このIDを非表示/違反報告)
藍緒(アオ)(プロフ) - メグミさん» コメントありがとうごさいます毎日テストに追われて更新できず…楽しみにしていただけてとても嬉しいです！頑張ります！ありがとうございます！ (2018年6月11日 18時) (レス) id: dccc59a57c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍緒(アオ)
| 作成日時：2018年4月28日 12時
