第四百九十八話 ページ24
迎えに行ったら迎えに行ったで。
この状況はなんなのだろうか。
地面に手をついて、血を流しながら苦しむのはさっきシーザーの部屋からモネを連れ出したロー。
そして少し離れたところでわざとらしく心配するモネ。
倒れているローの目線の先では分厚いコートを纏って場違いなサングラスを掛けている…
私がかなり会いたくなかった、ヴェルゴがローを見下していた。
毎度の如く、頬に食べカスをくっつけたまま現れるのはやめてほしい。
食べカス…と言うにはサイズがかなり大きすぎるけれど。
だって、ハンバーグってわかるくらい大きいんだよ。
流石に気づいてよ。
私は密かにため息をつくとヴェルゴの近くへ歩いて行く。
近づくにつれてはっきりと見えて来たのは地面に飛び散った赤黒い血痕。
ヴェルゴの持っている武器に血が付いてるし…
ローが血を流しているのを見ると、ローがヴェルゴに殴られたんだということは容易に想像できた。
きっと武装色の覇気を纏わせた武器で殴られたんだ。
ヴェルゴはそうやって戦うスタイルが得意だから。
覇気を纏わせた武器で殴られるなんて…
考えるだけで痛々しい。
「ああ、Aじゃないか。」
ご苦労だったな。
私に気づいたヴェルゴは素っ気なく言う。
…てか、迷子になるような距離でもないのに迎えにこさせるな！
なんて喉まで出かかってた言葉を飲み込んで笑顔を向けた。
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カケ - 四百九六になっています (1月24日 11時) (
レス) @page21 id: 703764d97a (このIDを非表示/違反報告)
和奏.*(プロフ) - もしも、の話で萌えて悶えました(実話)サボがイケメン過ぎてもうっ…！(これからも読者でいます！(( (2018年11月12日 17時) (レス) id: 43c37d5e6d (このIDを非表示/違反報告)
メグミ - テストお疲れ様でした！これからも頑張ってください！！ (2018年7月27日 11時) (レス) id: 0ece7d892b (このIDを非表示/違反報告)
ゆんゆく - 小説、とっても面白かったです！テスト頑張ってください！「実は私もテストがあって((ﾎﾞｿｯ」 (2018年6月14日 21時) (レス) id: fb4853b1ec (このIDを非表示/違反報告)
藍緒(アオ)(プロフ) - メグミさん» コメントありがとうごさいます毎日テストに追われて更新できず…楽しみにしていただけてとても嬉しいです！頑張ります！ありがとうございます！ (2018年6月11日 18時) (レス) id: dccc59a57c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍緒(アオ)
| 作成日時：2018年4月28日 12時
