番外編【もしも】 ページ18
もしもAが革命軍だったら。
革命軍。
体制打破等による短期間での大規模な社会変革を目指す組織が要する軍事組織。
世界最悪の犯罪者【ドラゴン】をトップにしてくになどにクーデターや革命を起こしている。
ドラゴンの配下には序列二番目、参謀総長の【サボ】。
【イワンコフ】を始めとした複数の幹部。
更に各地域をまとめる「軍隊長」と呼ばれる役職があり、東西南北の海に1人ずつ置かれている。
実は革命軍には他にも役職があった。
下級構成員のうちでは決して知ることが出来無い。
"諜報総長"という名の役職。
男ばかりいる革命軍。
意外にも"諜報総長"という役職の名を背負っているのは女性でありまだ20代前半と若い。
参謀総長の幼馴染でもあり恋人でもある彼女は10代の頃から実力をドラゴンに認められ、20才の誕生日を迎えたと同時に
そして現在。
彼女は"参謀総長補佐"という偽の役職で自分の本来の役職を隠しながら過ごしている。
彼女の任務は夜中に行われることが多い。
皆が寝しずまった、真夜中。
だから日中忙しいサボと休みがすれ違いになることは多々あった。
サボも、日中は補佐として、夜は諜報総長として働く彼女には気を使って休みの日は思いっきり休ませてやる。
けれど、今日だけは。
溜まりに溜まってしまった欲求が爆発して抑えられそうにない。
1ヶ月ぶりの彼女の貴重な休み。
俺も珍しく休み。
休みが被ることなんて滅多に無いんだからな？
我慢しろなんて無理だ。
目の前に餌があるのに我慢できるほど躾なんてされてないから。
夜中、こっそりと部屋を抜け出したサボは隣にある彼女の部屋に忍びこむ。
いつもなら気配に気づいて起きる彼女は余程疲れているのか起きる気配をみせない。
ほんと、無防備だよな。
隣にあるのは俺の部屋なのに鍵も閉めないで。
ベッドまで辿り着いた俺はAの上に馬乗りになって顔を覗きこむ。
こんなことをしても起きないなんて、もし俺じゃなかったらどうするんだ？
襲われるぞ？
…まあ、その前に俺がそいつの気配に気づいて潰すけど。
もしそんなことがあったら手加減しなさそうだな、なんて思って鼻で笑う。
それ程俺はお前に夢中なんだから。
覚悟しろよ？
手をAの頬に当てればすり寄せてくるこいつ。
「ん…さ…ぼ…」
なんて言って。
多分、俺の理性が飛んだのはその時。
＿＿＿＿＿
革命軍の説明はpixiv引用
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 793人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カケ - 四百九六になっています (1月24日 11時) (
レス) @page21 id: 703764d97a (このIDを非表示/違反報告)
和奏.*(プロフ) - もしも、の話で萌えて悶えました(実話)サボがイケメン過ぎてもうっ…！(これからも読者でいます！(( (2018年11月12日 17時) (レス) id: 43c37d5e6d (このIDを非表示/違反報告)
メグミ - テストお疲れ様でした！これからも頑張ってください！！ (2018年7月27日 11時) (レス) id: 0ece7d892b (このIDを非表示/違反報告)
ゆんゆく - 小説、とっても面白かったです！テスト頑張ってください！「実は私もテストがあって((ﾎﾞｿｯ」 (2018年6月14日 21時) (レス) id: fb4853b1ec (このIDを非表示/違反報告)
藍緒(アオ)(プロフ) - メグミさん» コメントありがとうごさいます毎日テストに追われて更新できず…楽しみにしていただけてとても嬉しいです！頑張ります！ありがとうございます！ (2018年6月11日 18時) (レス) id: dccc59a57c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：藍緒(アオ)
| 作成日時：2018年4月28日 12時
