第四百九十三話 ページ15
「"
どうしましょう…ロー氏とスモーカーがドハデな戦闘を…」
「！
ローの奴何考えてるだ！
追い返すだけの手筈だろう！」
「例の脱走した海賊達がビスケットルームのガキ共を連れ出し、玄関で鉢合わせた様で…」
「海軍に見られたのか！ガキ共を！」
ソファの肘掛けに肘を置き、頬杖をつきながらシーザーと部下のやり取りを聞く。
ああ…やっぱり脱走した海賊達と海軍は鉢合わせたか、なんて呑気に考えていた。
シーザーにとっては最も恐れていたことだろう。
この誰も寄り付かないし住んでいない危険な島に人が、しかも巨大化した子どもがいるなんて海軍に知られたら研究は出来なくなる。
海軍を亡き者にしてしまえば外部に情報は漏れないけれど…
急に海軍がこんな場所で消えたなんて上層部に伝われば海軍本部が異変を察知するのは間違いない。
どうすべきか悩んでいるシーザーの言葉を遮るようにモネが言葉を発した。
「もう少し注意を払うべきだったわね…
そうそう、いい忘れていたけれど…
ベガパンクの
「何だと!?」
困惑するシーザーを他所にモネはさっき私に説明したことを繰り返し説明し始める。
別働隊がいて燃えている土地からもうこっちの土地に来ていること。
湖の所でケンタウロス
そういえばモネはなんで別働隊の動きを把握しているのだろうとふと疑問に思う。
見聞色の覇気を使っても燃えている土地の状況までは私も流石に分からない。
まあ…モネには翼があるし飛んでいっても可笑しくはないと自己完結する。
モネ持っていた新聞の一面を広げると机の上に置いてシーザーに見せた。
シーザーはその海賊の名前を呟いて驚いたような、困ったような、曖昧な表情を浮かべる。
私も、ここまであっさりと来てしまう海賊がどんな奴らなのか気になって見にいこうとしたけれどライトに止められた。
「何かあれば私が動きます。
このような件にAさんを巻き込めません。」
真剣な瞳でそう言われてしまえば私も何も言えなくなってしまう。
上手く丸めこまれたような気もするけれど、ライトがそういうならそうしよう。
私は一度上げた腰を再びソファ私はにおろし、ふかふかなソファに背中を預けた。
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カケ - 四百九六になっています (1月24日 11時) (
レス) @page21 id: 703764d97a (このIDを非表示/違反報告)
和奏.*(プロフ) - もしも、の話で萌えて悶えました(実話)サボがイケメン過ぎてもうっ…！(これからも読者でいます！(( (2018年11月12日 17時) (レス) id: 43c37d5e6d (このIDを非表示/違反報告)
メグミ - テストお疲れ様でした！これからも頑張ってください！！ (2018年7月27日 11時) (レス) id: 0ece7d892b (このIDを非表示/違反報告)
ゆんゆく - 小説、とっても面白かったです！テスト頑張ってください！「実は私もテストがあって((ﾎﾞｿｯ」 (2018年6月14日 21時) (レス) id: fb4853b1ec (このIDを非表示/違反報告)
藍緒(アオ)(プロフ) - メグミさん» コメントありがとうごさいます毎日テストに追われて更新できず…楽しみにしていただけてとても嬉しいです！頑張ります！ありがとうございます！ (2018年6月11日 18時) (レス) id: dccc59a57c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍緒(アオ)
| 作成日時：2018年4月28日 12時
