144話 ページ25
殺される恐怖を知っているプロの殺し屋。
どうしても迫りくる武器に無意識に目が行ってしまうという事を私は知っている。
現に目の前の男も私の全てを警戒しているようだけど目は手に持つ刃物しか見ていない。
その隙に反対の手から忍ばせておいた麻酔ガスを取り出し超至近距離で男の顔めがけて噴射した。
予期しなければ絶対に防げぬ…
と言った男の言う通り、男は防ぐことができず多くの麻酔ガスを吸い込んだだろう。
男の手から離されたカルマを抱きしめてほんの少しだけ距離を取る。
多くのガスを吸い込んでも男が地面に倒れ込むことは無かった。
目の前の男は鍛え上げられたプロの殺し屋。
烏間先生のように己の足で身体をしっかりと支えている。
そう簡単にいかないか…わかってたけど。
男はナイフを持つと声を上げ私目掛けて走ってきた。
けれど麻酔ガスを吸った手前、覇気もなければスピードも無い。
これなら私の体術で落とせるな…と思って立ち上がろうとした瞬間、私の身体は後ろへ放り投げられる。
放り投げた犯人は眠っていたはずのカルマで、カルマは男の攻撃をいとも簡単に封じめた。
あれ、なんでカルマ…？
ガスを吸い込んで気絶してたんじゃ無いの…？
私がこんがらがっている間にカルマは自分の体重を利用して男を地面に平伏せさせる。
そして遠くにいる寺坂の名前を呼んだ。
「ほら寺坂、早く早く。
ガムテの人数使わないとこんな化物勝てないって。」
「へーへー…
テメーが素手の
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藍緒(アオ)(プロフ) - 誤字がひどいですね…そのうち直します。報告ありがとうございます＼(^_^)(^_^)／ (2021年9月1日 14時) (
レス) id: d14d7c56b7 (このIDを非表示/違反報告)
迷い猫 - w (2021年8月26日 16時) (レス) id: 0f483562a2 (このIDを非表示/違反報告)
チア(プロフ) - 嬉しくないの？w (2020年5月14日 16時) (レス) id: 7dc97cfdeb (このIDを非表示/違反報告)
月読(プロフ) - 「彼女からのプレゼントなんて、貰って嬉しくないだろ？」になってます…笑 (2018年6月25日 18時) (レス) id: 720095c5ce (このIDを非表示/違反報告)
藍緒(アオ)(プロフ) - スノーホワイトさん» コメントありがとうございます。光栄です(*´∇｀)。そうなんですね！？検索させていただきたいと思います！お互いに頑張りましょう！(*´∇｀) (2018年5月28日 19時) (レス) id: 7a8e9f5abe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍緒(アオ)
| 作成日時：2018年3月24日 9時
