第四百五十四話 ページ15
今日も収穫が無いと肩を落としながら酒屋へ向かう。
いつもの席は珍しく埋まってるなぁ。
あの席お気に入りなのに。
収穫もないし今日はついてない日だ。
そんなことを考えながらいつもの席の後ろを通った時、あることに気づいた私は一瞬だけ立ち止まった。
けれどそれはほんとに一瞬だけ。
すぐに何事も無かったかのように空いている席に向かう。
いつもの席が見える位置を陣取った私はエルを隣に座らせた。
エルの耳元に口を近づけると小さな声で話し始める。
『いた。
あいつらだ、ターゲットは。』
「え、あいつらって…ライトの奥に見える？」
『そー。
ほぼ間違いない。』
それから私はエルにあいつらが相手組織だと思った理由を説明した。
微かに香るあの工場の独特な臭い。
普通の人より鼻が効く私には誤魔化せない。
工場の人間かなとも思ったけど、それはありえないからその可能性は無くなった。
だって、まだあそこで働いてる人達は作業をしているんだもの。
退社の時間まではあと二時間位ある。
出勤名簿を覗き見したけど今日の欠席は1人だけ。
早退は無し。
対して今目の前にいて工場の臭いを微かに漂わせてる人は5人。
考えられる事は、あの5人が工場に密かに乗り込んでいる組織の一員だという事。
まさかこんな所で巡り合うとはね…。
「なるほど…
そうである可能性は高いですね。」
『でしょー？
じゃ、皆には悪いけど…
もう少し頑張って貰うよ。』
私は店員を呼びいつも頼んでいる物とプラスでデザートを頼んだ。
デザートを頼んだ私に気づいたメンバーの顔つきがほんの少しだけ変化する。
"私がデザートを頼んだ時は緊急任務がある時だよ。"
そう事前に伝えておいて良かった。
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となりの白雪 - エルはオリキャラの中でも特に好きなキャラなので涙が止まりません、、 (2018年10月2日 23時) (
レス) id: b33addfcfc (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く気に入った作品で面白かったですもし今後他の作品を作る予定があったらルフィ♀逆行かワンピースとコラボかトリップか転生したリボーンかヒロアカかフェアリーテイルの作品が読んで見たいです説明が下手ならすみませんこれからも更新頑張ってくださいね (2018年4月16日 20時) (レス) id: 673ec4ec31 (このIDを非表示/違反報告)
ピース(プロフ) - 面白いです (2018年4月5日 11時) (レス) id: fa425b4f2d (このIDを非表示/違反報告)
藍緒(アオ)(プロフ) - 漫画大好き少女さん» 更新停止する場合にはその都度記載しております。暫く停止する予定は無いのでご安心ください(*´∇｀)。注意書きの部分に付け足しておきます！ご指摘ありがとうございました！ (2018年4月3日 14時) (レス) id: 7a8e9f5abe (このIDを非表示/違反報告)
藍緒(アオ)(プロフ) - 漫画大好き少女さん» １からお読みいただきありがとうございます！多くのアドバイスもありがとうございます。とても嬉しいお言葉です。私は台本書きではなくその場で考えて書いているので時々変な文があるかもしれないです…読み難かったら申し訳ないです。 (2018年4月3日 14時) (レス) id: 7a8e9f5abe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍緒(アオ)
| 作成日時：2018年1月14日 14時
