106話 ページ27
まちに待った弁当の時間。
手作り弁当をカルマの机で広げてカルマとくだらない話をしながらご飯を食べていた。
別の場所ではビッチ先生が桃花達と食べてる。
各々がご飯を楽しんでる中、教壇で菓子パンを広げる殺せんせーは何故か大量の涙を流していた。
「なによ、さっきから意味もなく涙流して。」
「いいえ。
鼻なので涙じゃなくて鼻水です。
目は鼻の少し下にあるこれ。」
「紛らわしい！」
「どうも昨日から体の調子が少し変です。
夏カゼですかねぇ…」
涙…もとい鼻水を流す殺せんせーは「気をつけなきゃ…」と呟く。
多分今このクラスの半数が"殺せんせーって風邪ひくんだ…"って思っただろうな。
殺せんせータフそうだから絶対風邪とかひかなそうだし。
そもそも人間じゃないのに風邪ってあるの？
まだ流れる鼻水を拭きながら殺せんせーは菓子パンを頬張る。
唐突に開いた教室の扉を見て殺せんせーは真っ先にそこに立つ人のもとに向かった。
「おお寺坂君！
今日は登校しないのかと心配でした！
昨日の君がキレた事ならご心配なく！
もう皆気にしてませんよね？ね？」
寺坂の肩を掴んで皆と寺坂の顔を交互に見た。
寺坂との距離がかなり近いから殺せんせーの鼻水が寺坂の顔にかなりかかってる。
絶対また怒らせてるな…
殺せんせーは気づいてないみたいだけど…言わないでおこう。
「昨日1日考えましたがやはり本人と話すべきです。
悩みがあるなら後で聞かせてもらえませんか？」
言ってる事はいい先生だけど鼻水たらしながらいわれてもね…
ほら、寺坂の眉間にしわよってる。
寺坂は普段より不機嫌そうな表情を浮かべながら口を開いた。
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迷い猫 - " 気の枝" じゃなくて" 木の枝"ですヨ (2021年8月26日 15時) (
レス) id: 0f483562a2 (このIDを非表示/違反報告)
怜 - 偽名さん» わかる (2021年8月16日 15時) (レス) id: 99ce1d82a1 (このIDを非表示/違反報告)
偽名 - 何度も見返してるけど、何度見ても『俺の女に手を出すな』好き。 (2020年5月6日 21時) (レス) id: 60ccd0f591 (このIDを非表示/違反報告)
ともか(プロフ) - 細かいのですが英語の瀬尾くんの順位は上に3人いるので4位ではないでしょうか…？細かくてすみません！！このお話はとても面白くて大好きです！！これからも続編楽しみにしています！！ (2019年2月6日 17時) (レス) id: 1b1bc6c95d (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - 祝100話ですね！これからも頑張ってください！たのしみにしているので、更新頑張ってください！ (2018年2月23日 1時) (レス) id: abbcc731c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍緒(アオ)
| 作成日時：2017年12月10日 10時
