第四百二十六話 ページ27
no side
白ひげの勢いは止まらない。
背中では優秀な隊長達が親を守り
親は子の為に海兵を撒き散らす。
痺れを切らしたセンゴクが眼下にいる白ひげに怒鳴り声をあげた。
「未来が見たけりゃ今すぐに見せてやるぞ"白ひげ"！」
そう言って横にいる海兵に命ずる。
海兵はセンゴクの言葉に頷くと太刀を大きく振りかぶった。
太刀は勢い良くエースの首めがけて落ちていく。
しかし白ひげはそれにも動じずセンゴクを睨みつけた。
「無駄だ…それを俺が止められないとでも…ゴフッ！」
「見ろ！"白ひげ"！」
「しまっ、た…」
白ひげに海兵が与えた攻撃によるダメージがこのタイミングで白ひげを襲う。
それにより白ひげは怯み反応が遅れてしまった。
今、海兵の太刀を止めれる者はいない。
頼みの綱のマルコも海楼石に繋げられ能力を使えないから動けずにいる。
エースの首にあと数センチで刃先が触れる…という所で異変が起こった。
「やめろｫｫｫｫーーーーー！！！」
ルフィの叫び声。
それと同時に処刑台の海兵をはじめ、広場にいる海兵や白ひげ海賊団の隊員も意識を失った。
意識が一瞬だけ遠のいた者も沢山いる。
驚きのあまり言葉を失う者もいた。
戦場にいる誰かがこの光景を目の当たりにして息を呑むと静かにつぶやく。
「覇王色の…覇気…」
この世には何種類か覇気というものがある。
見えない鎧のような力を作り出す武装色の覇気
相手の気配をより強く感じる事のできる見聞色の覇気
そして。
数百万人に1人の"王の資質"を持つ者しか見につけることができない覇王色の覇気
イワンコフはルフィの横に並ぶとルフィに問いただす。
「ヴァナタ今の！」
「今助けるぞぉ！」
イワンコフがルフィに聞こうとするもルフィは走り出してしまった。
そこでイワンコフは「もしかして…」と察する。
"この子、気づいてないわ…！
今はまだ眠れる力…
道理で人を引き付けるわね！"
イワンコフはそれ以上は何も言わずルフィと向かってくる海兵を蹴散らした。
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玲 - 面白いです！更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2018年1月7日 22時) (
レス) id: 268c68b4a0 (このIDを非表示/違反報告)
輝夜(プロフ) - テスト頑張ってください！ (2017年12月10日 20時) (レス) id: 51b7b5aab2 (このIDを非表示/違反報告)
りょう - 低浮上のあほです()テストお疲れ様です！！まだ残ってたらラスト頑張ってください！(;^ω^)気長に更新待ってます！！ (2017年12月9日 22時) (レス) id: 577a2fae95 (このIDを非表示/違反報告)
藍緒(アオ)(プロフ) - トロ丸くんさん» ご心配をお掛けして申し訳ありません。今回、テスト期間の報告無しに更新を停止してしまいました。申し訳ありません… (2017年11月30日 0時) (レス) id: dccc59a57c (このIDを非表示/違反報告)
藍緒(アオ)(プロフ) - りょうさん» 一気読みありがとうございます！少しずつ進んでいきますのでお楽しみにしていてください！ (2017年11月30日 0時) (レス) id: dccc59a57c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍緒(アオ)
| 作成日時：2017年10月10日 0時
