第四百十二話 ページ13
no side
「アイツがそうか…
英雄ガープの孫にして…ドラゴンの息子…
あいつも確実に消しとかにゃいけんのう。」
三大将の中で赤犬は唯一立ち上がり彼方のルフィを睨む。
それに気付いたものは誰一人いない。
一方ルフィは赤犬に睨まれているとは知らずに白ひげと張り合っていた。
「海賊王になるのは俺だ！」
とこの世で海賊王に最も近い男に言い放ったルフィ。
世の中でそんなこと言えるのはルフィ以外いないだろう。
ルフィは白ひげと会話を交わしたあと勢い良く戦場に飛び込んで行く。
すかさず黄猿が能力のレーザーを打ち込んでくるけれどイワンコフがそれを防御。
ヒナによってつくられる檻もギアセカンドで乗り切る。
向かってくる海兵を片っ端から倒してものすごい速さで処刑台に向かうルフィ。
モリアによるゾンビ兵に立ちはばかれたがジンベエによってあっさり突破。
ルフィの勢いは止まらない。
「来るな！
ルフィーーー！」
「わかってるハズだぞ！
俺もお前も海賊なんだ！
思うままの海へ進んだハズだ！」
処刑台の上からエースが叫ぶ。
その叫びを聞いてガープは下を向いて口を噛み締めた。
「俺には俺の冒険がある！
俺には俺の仲間がいる！
お前に立ち入られる筋合いはねぇ！
お前みてぇな弱虫が！俺を助けに来るなんて…
それを俺が許すとでも思ってんのか!?
こんな屈辱はねぇ！」
「帰れよルフィ！
何故来たんだ！」
エースは叫び続ける。
エースはこんな時でも己の身より弟の身を案じた。
弱虫だなんて思ってない。
ただ、大事な弟を巻き込みたくなかった。
最後まで守りたかった。
「俺は弟だ！」
エースの叫びにルフィが答えた。
下を向いていたエースは勢い良く顔を上げる。
"知ってるか？
盃を交わすと
これで俺達は今日から
昔のあの時の記憶が蘇る。
「海賊のルールなんて俺は知らねぇ！」
海兵を蹴り倒し進むルフィ。
彼を止められる者はいない。
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玲 - 面白いです！更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2018年1月7日 22時) (
レス) id: 268c68b4a0 (このIDを非表示/違反報告)
輝夜(プロフ) - テスト頑張ってください！ (2017年12月10日 20時) (レス) id: 51b7b5aab2 (このIDを非表示/違反報告)
りょう - 低浮上のあほです()テストお疲れ様です！！まだ残ってたらラスト頑張ってください！(;^ω^)気長に更新待ってます！！ (2017年12月9日 22時) (レス) id: 577a2fae95 (このIDを非表示/違反報告)
藍緒(アオ)(プロフ) - トロ丸くんさん» ご心配をお掛けして申し訳ありません。今回、テスト期間の報告無しに更新を停止してしまいました。申し訳ありません… (2017年11月30日 0時) (レス) id: dccc59a57c (このIDを非表示/違反報告)
藍緒(アオ)(プロフ) - りょうさん» 一気読みありがとうございます！少しずつ進んでいきますのでお楽しみにしていてください！ (2017年11月30日 0時) (レス) id: dccc59a57c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍緒(アオ)
| 作成日時：2017年10月10日 0時
