第二百四十七話 ページ8
シャボンディ諸島から海軍本部まではさほど遠くなかった。
私達の船は海軍本部の中にある港に停められる。
基本的に降りるのは私とドフラミンゴだけ。
他の部下は船番。
それは勿論私の部下も。
「心配だ、着いて行きたい。」
っていう顔をしていたけど無理矢理言い聞かせて船番をさせた。
そして私は今、ドフラミンゴと会議の部屋へ向かっている。
途中でローブを被っている私を不審がる海兵がいたけど無視をしながら進んだ。
「…この部屋だ。」
『大きいわね。』
ドフラミンゴは大きな扉の前で立ち止まった。
中から数人の気配がする。
多分もう、中には七武海のメンバーの誰かがいるんだろう。
主に扉を開けさせるわけにはいかない。
スッと前に出て、私は扉を開けた。
「…お前が来るなんて珍しいな。」
「フッフッフッ…それはお前もだろ？」
扉をあけて真っ先に目があったのはジュラキュール・ミホーク。
七武海メンバーなら顔も名前も知ってる。
ドフラミンゴはミホークと睨み合いながら自分の席へ座る。
私はその斜め後ろに立った。
「そいつは誰だ？」
「あぁ？俺の部下だ。」
「んなのはわかってんだよアホ。
言いたくねえって訳か。」
「フッフッフッ…手を出すなよ。」
今質問を投げかけてきたのはサー・クロコダイル。
クロコダイルが私を怪しそうな目で見つめてくるから思わずローブを深く被ってしまった。
他にここにいる七武海メンバーはジンベエだけ。
三人もいれば多い方らしい。
殺気だってるピリピリとした空気の中、早く本部の人間誰か来い！と思っいながらひたすら待った。
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藍緒(アオ)(プロフ) - マリンさん» コメントありがとうございます。昔の作品ですがお読みいただき嬉しいです。自分があの頃何を思ってこの小説を書いていたのか正直記憶があまりありません。詳細が書いていないということは曖昧にさせたかったのだと思います。所謂『想像にお任せします』という形です… (2022年4月16日 19時) (
レス) id: d14d7c56b7 (このIDを非表示/違反報告)
マリン - 質問なのですかイルア達と船に乗っていた子供たちはどうなったのでしょうか..... (2022年3月23日 9時) (レス) @page4 id: 8cedf2cd4c (このIDを非表示/違反報告)
藍緒(アオ)(プロフ) - 翠輝さん» レスが遅くなってごめんなさい。いえ！とても嬉しかったです！細かい所まで見てくださる方がいて！本当にありがとうございました(^O^) (2017年2月2日 0時) (レス) id: 7a8e9f5abe (このIDを非表示/違反報告)
翠輝(プロフ) - いえ、私こそ偉そうにすみません…。主人公の活躍が楽しみです。 (2016年12月30日 19時) (レス) id: bfcd9a4d58 (このIDを非表示/違反報告)
藍緒(アオ)(プロフ) - 翠輝さん» コメントありがとうございます。コメントを見て、ものすっごく納得しました。言われてみれば懸賞金の上乗せは七武海に加入した時点で止まりますもんね…全然考えていませんでした。アドバイスありがとうございます！ (2016年12月26日 0時) (レス) id: 7a8e9f5abe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍緒(アオ)
| 作成日時：2016年11月20日 12時
