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第二百六十三話 ページ25

3日後。




その日は案外はやかった。




朝起きて、いつものように食堂に行ったら店の人に、

「トーマが呼んでたぜ。依頼が完了したってよ。」

と言われた。





私は驚きのあまり持っていたスプーンを落としてガタッと席を立つ。





まだ周りに人はいなかったから迷惑はかけてない…はず。






『本当に!?』





「ああ。この店にいるからご飯を食い終わったら行ったらいい。」





『ありがとう。』




「はは、俺は何もしてないさ。

さあ、ご飯を食えよ。」






『ええ。』






私は静かに腰を下ろしてから落としたスプーンを拾う。





そして交換してもらってから食事を再開した。






もう少し時間かかると思ってたから心の準備がまだ出来てない。





…って言っても、すぐに会えるかわかんないんだけどね。





ルフィ…3年ぶりかなぁ?





新しい仲間もいるのかな?





それはもしかしたらトーマが教えてくれるかもしれないけど。








あー、早く会いたいなぁ…





このセリフも、もう何回目なんだろう。






『元気にしてるかなぁ…』








新しい技とか開発してそう。





いつもよりご飯のペースが早くて、5分で食べ終わってしまった。






どんだけ楽しみなんだよ…って少し自分にも呆れてしまう。





店の人にお礼を伝えてから食堂を出て、トーマのいる場所に向かった。

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設定タグ:サボ , ONEPIECE , ワンピース   
作品ジャンル:恋愛
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藍緒(アオ)(プロフ) - マリンさん» コメントありがとうございます。昔の作品ですがお読みいただき嬉しいです。自分があの頃何を思ってこの小説を書いていたのか正直記憶があまりありません。詳細が書いていないということは曖昧にさせたかったのだと思います。所謂『想像にお任せします』という形です… (2022年4月16日 19時) (レス) id: d14d7c56b7 (このIDを非表示/違反報告)
マリン - 質問なのですかイルア達と船に乗っていた子供たちはどうなったのでしょうか..... (2022年3月23日 9時) (レス) @page4 id: 8cedf2cd4c (このIDを非表示/違反報告)
藍緒(アオ)(プロフ) - 翠輝さん» レスが遅くなってごめんなさい。いえ!とても嬉しかったです!細かい所まで見てくださる方がいて!本当にありがとうございました(^O^) (2017年2月2日 0時) (レス) id: 7a8e9f5abe (このIDを非表示/違反報告)
翠輝(プロフ) - いえ、私こそ偉そうにすみません…。主人公の活躍が楽しみです。 (2016年12月30日 19時) (レス) id: bfcd9a4d58 (このIDを非表示/違反報告)
藍緒(アオ)(プロフ) - 翠輝さん» コメントありがとうございます。コメントを見て、ものすっごく納得しました。言われてみれば懸賞金の上乗せは七武海に加入した時点で止まりますもんね…全然考えていませんでした。アドバイスありがとうございます! (2016年12月26日 0時) (レス) id: 7a8e9f5abe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:藍緒(アオ) | 作成日時:2016年11月20日 12時

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