第百十九話 ページ36
途中から争奪戦になったご飯の時間がやっとおわり、
4人を連れて部屋に戻ってきた。
まだ食べるって駄々をこねられた時は困ったけど…
倉庫のご飯がなくなったら今後の航海にも影響が出るから終了。
それはもう、無理矢理。
『いつもどのくらいに寝てるの？』
「今はまだ起きてるよ。」
『そっか、じゃあ丁度いい。』
4人をベッドや椅子に座らせて私も椅子に座る。
寝る時間を確認したのは、少し大事な話をしたいから。
『ルイ、ウール、トキ、サーシャ。
あんた達はこれからどうする？』
あまり深くは話を聞いていないけれど、
皆売られてここの島に来た子だ。
これからもこの島に住むのが一番だと私は思うんだけど…
今まで盗みをしていた子達だ。
嫌がられたり、冷たい目で見られたりするのは目に見えている。
だから、私は正直どうすればいいのか悩んでいた。
それならもういっそ、この子達に決めてもらうのもありなのかも…と思い、聞いてみた次第。
「俺は親を探したいからお前らに付いていきたい。」
「ルイもか。
俺もだ。」
「私も。」
「俺は親が生きてるのかわからねえけど…
探すことに越したことはないから。」
『うん、満場一致だね。』
ルイ、ウール、トキ、サーシャ。
理由はどうであれ皆が「ついて行く」と即答した。
『私達が責任もってしっかり送り届けます。』
広大な砂漠の中から米一粒探すくらい難しい旅になるかもしれない。
けれどこの4人なら…
どんなに難しい旅でも乗り越える気がする。
楽しそうに笑っている4人をみて嬉しくなった。
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藍緒(アオ)(プロフ) - ☆アイカ☆さん» 焦ってなおしました、びっくりしました…。ありがとうございますヽ(*´∀｀)ノ更新頑張ります！ (2016年5月1日 9時) (
レス) id: 7a8e9f5abe (このIDを非表示/違反報告)
☆アイカ☆(プロフ) - 私はリクが話が始まるわるましさすさちしばらく待った。ってなってます！！こんなに疲れるまで作ってたんですね。更新、頑張って下さい！ (2016年4月30日 10時) (レス) id: ae37ada11a (このIDを非表示/違反報告)
藍緒(アオ)(プロフ) - 愛紀さん» コメントありがとうございます！イルアは性格迷子で一番困ってます…笑。イルアの応援宜しくお願いします！頑張ります！ (2016年4月25日 0時) (レス) id: 7a8e9f5abe (このIDを非表示/違反報告)
愛紀(プロフ) - 初めまして！いつも楽しく読ませて頂いてます！！イルア大好き(*^o^*)これからも頑張ってください！ (2016年4月23日 22時) (レス) id: c24c6aa26f (このIDを非表示/違反報告)
藍緒(アオ)(プロフ) - ふろぉさん» ありがとうございます！まだまだ未熟ですが…更新頑張ります！ (2016年4月22日 15時) (レス) id: 7a8e9f5abe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍緒(アオ)
| 作成日時：2016年3月20日 1時
