第百十一話 ページ28
他の3人の気配は近くにはない。
あの場所に隠れているままだったらいいのだけれど…
トキは予備の弓を構えてまた射てくる。
「どうする？ガキはこっち側だぞ？」
『…そんなの関係ない。』
「俺達はお前を倒す。」
『「それだけだ！」』
シュウとリクはトキの保護へ
私とイルアはリーダーの元へ走り出した。
最初にイルアの剣が降りかかる。
その反対側から私の左フック。
リーダーはパイプでイルアの剣を受け止め、私のフックもとめた。
やっぱ一筋縄じゃいかないか…
私は手を振りほどいて一旦距離を取る。
手は少し赤くなっていた。
こんな狭いところじゃ100％の力が出せない…か。
イルアを傷つけることは避けたいし…
『イルア！
シュウ達の方に行って！』
「A!?何言ってんだ！」
『この程度、私達のトップが出てくる所じゃないよ。』
イルアがいない方が動きやすくなる。
ボスを怪我させるわけにはいかないし
なにより、負ける気がしない。
私の意志が伝わったのかイルアは「任せた」と言って部屋を出て行った。
この部屋にはリーダーと私だけ。
これでやっと全力をだせる。
「女の癖に。
容赦しないぞ。」
『望むところだ。』
私は無茶苦茶な男達と長年修行してたんだ。
ジャングルにだって放り込まれたし、
死にかけたことだってあった。
こんなの、あの時より全然楽じゃないか。
リーダーと私は同時に走りだす。
二人が拳を振りあげたのは同時だった。
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藍緒(アオ)(プロフ) - ☆アイカ☆さん» 焦ってなおしました、びっくりしました…。ありがとうございますヽ(*´∀｀)ノ更新頑張ります！ (2016年5月1日 9時) (
レス) id: 7a8e9f5abe (このIDを非表示/違反報告)
☆アイカ☆(プロフ) - 私はリクが話が始まるわるましさすさちしばらく待った。ってなってます！！こんなに疲れるまで作ってたんですね。更新、頑張って下さい！ (2016年4月30日 10時) (レス) id: ae37ada11a (このIDを非表示/違反報告)
藍緒(アオ)(プロフ) - 愛紀さん» コメントありがとうございます！イルアは性格迷子で一番困ってます…笑。イルアの応援宜しくお願いします！頑張ります！ (2016年4月25日 0時) (レス) id: 7a8e9f5abe (このIDを非表示/違反報告)
愛紀(プロフ) - 初めまして！いつも楽しく読ませて頂いてます！！イルア大好き(*^o^*)これからも頑張ってください！ (2016年4月23日 22時) (レス) id: c24c6aa26f (このIDを非表示/違反報告)
藍緒(アオ)(プロフ) - ふろぉさん» ありがとうございます！まだまだ未熟ですが…更新頑張ります！ (2016年4月22日 15時) (レス) id: 7a8e9f5abe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍緒(アオ)
| 作成日時：2016年3月20日 1時
