第百十話 ページ27
リーダー以外を倒すのに時間はかからなかった。
1人、1人片付けていって残るはリーダーのみ。
しかしリーダーはまるでこうなることがわかっていたかのように落ち着いている。
冷静に立ち上がり、また私達の方を向いた。
「やれ。」
『は？』
その瞬間に突如感じた気配。
その気配はこちらに迫ってくる。
主に
私の頭を狙って。
『ッ！』
咄嗟にしゃがんでよけた私の頭上をなにかが通過した。
気配のあとを追っていくとそこには矢が突き刺さっている。
危ない…こんなの刺されたら一発アウト…。
その矢を射たであろう人がいる方向を見てみるとそこにはここにいるはずのない人。
第一印象
しっかり者。
トキがいた。
『…あー。』
実はこの船に入った時から違和感を感じていた。
私達が船に侵入してからこの部屋にたどり着くまで3分もかかっていない。
敵も全く気づく様子がない。
それなのに相手側の用意が異様に早かった。
ご丁寧に武器まで用意して。
奇襲のつもりが、思わぬ反撃を喰らう。
『そっか…そっかぁ。』
トキが報告してたのか。
もしかしたら合図なのかもしれないけれど。
それなら話が繋がる。
「お前達は最初からこのガキに騙されていたんだ。
ガキでもこいつは結構やるぞ？」
余裕な表情でニヤリとするリーダー。
トキは相変わらず無表情だ。
『トキ、いいの？』
「何がだ。」
私を睨みつけてトキはそう言った。
トキ。
あの時にみた、君の…君達のあのツラそうな表情。
あれは絶対に、嘘じゃないよ。
だからトキに裏切られたって
助けてやる。
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藍緒(アオ)(プロフ) - ☆アイカ☆さん» 焦ってなおしました、びっくりしました…。ありがとうございますヽ(*´∀｀)ノ更新頑張ります！ (2016年5月1日 9時) (
レス) id: 7a8e9f5abe (このIDを非表示/違反報告)
☆アイカ☆(プロフ) - 私はリクが話が始まるわるましさすさちしばらく待った。ってなってます！！こんなに疲れるまで作ってたんですね。更新、頑張って下さい！ (2016年4月30日 10時) (レス) id: ae37ada11a (このIDを非表示/違反報告)
藍緒(アオ)(プロフ) - 愛紀さん» コメントありがとうございます！イルアは性格迷子で一番困ってます…笑。イルアの応援宜しくお願いします！頑張ります！ (2016年4月25日 0時) (レス) id: 7a8e9f5abe (このIDを非表示/違反報告)
愛紀(プロフ) - 初めまして！いつも楽しく読ませて頂いてます！！イルア大好き(*^o^*)これからも頑張ってください！ (2016年4月23日 22時) (レス) id: c24c6aa26f (このIDを非表示/違反報告)
藍緒(アオ)(プロフ) - ふろぉさん» ありがとうございます！まだまだ未熟ですが…更新頑張ります！ (2016年4月22日 15時) (レス) id: 7a8e9f5abe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍緒(アオ)
| 作成日時：2016年3月20日 1時
