第九十六話 ページ12
歌仙兼光(かせんかねみつ)
______
今日はいい買い物をした。
特にリクの刀。
40万ベリーのを値切り交渉したらなんと30万ベリーまでまけてくれた。
いつも無表情のリクの口角が少し上がっている。
とても嬉しそう…
それを見て私も嬉しくなった。
買い物を終えた私達は帰る途中に見つけたパン屋で休憩。
小腹も減っていたし、少しいただく事に。
ここのパン屋は外に休憩できるスペースを作っていたから私達はそこに座る。
購入したパンを頬張りながらこの町の感想をシュウとリクで話した。
…と言ってもリクはシュウの問に首を振ったりかしげたりしただけだけれど。
「そろそろ帰りますか。」
『うん、そうだねー。』
パン屋に居座ることはや30分。
流石にこれ以上いれられないから私達は荷物を持ってパン屋をあとにした。
否、あとにしようとした。
「…ぃ…」
『？
リク？』
「ない！刀がない！」
『え!?』
リクが叫んだことにも驚いたがそれより刀がない事の方が一大事。
リクはどうしようどうしようと頭を抱えている。
『落ち着いて。
ここにきたときはあったんだよね？』
「置いてた！隣に置いてた！」
ダメだ。平常心を失ってる。
私とシュウは必死にリクを落ち着かせようとした。
そんな私達の騒ぎを聞きつけてパン屋の主人が店から出てくる。
事情を説明すると心当たりがあるのだとか。
「誰ですか！！誰！」
『リク！』
「申し訳ありません…大事な物でしたので…」
主人に飛びかかったリクを無理矢理引きはがす。
その隙にシュウが主人に心当たりの人物は誰か聞いてくれた。
「港から来る時にあっただろう？ゴミだらけのところ。
あそこに住むガキンチョ４人がいるんだがアイツらが曲者でな…
よくものを盗んだりするんだ。」
犯人は、
4人のこども。
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藍緒(アオ)(プロフ) - ☆アイカ☆さん» 焦ってなおしました、びっくりしました…。ありがとうございますヽ(*´∀｀)ノ更新頑張ります！ (2016年5月1日 9時) (
レス) id: 7a8e9f5abe (このIDを非表示/違反報告)
☆アイカ☆(プロフ) - 私はリクが話が始まるわるましさすさちしばらく待った。ってなってます！！こんなに疲れるまで作ってたんですね。更新、頑張って下さい！ (2016年4月30日 10時) (レス) id: ae37ada11a (このIDを非表示/違反報告)
藍緒(アオ)(プロフ) - 愛紀さん» コメントありがとうございます！イルアは性格迷子で一番困ってます…笑。イルアの応援宜しくお願いします！頑張ります！ (2016年4月25日 0時) (レス) id: 7a8e9f5abe (このIDを非表示/違反報告)
愛紀(プロフ) - 初めまして！いつも楽しく読ませて頂いてます！！イルア大好き(*^o^*)これからも頑張ってください！ (2016年4月23日 22時) (レス) id: c24c6aa26f (このIDを非表示/違反報告)
藍緒(アオ)(プロフ) - ふろぉさん» ありがとうございます！まだまだ未熟ですが…更新頑張ります！ (2016年4月22日 15時) (レス) id: 7a8e9f5abe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍緒(アオ)
| 作成日時：2016年3月20日 1時
