先輩の恋人にしてください(in×ym)

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ym side



「終わったぁぁー！」

「………大ちゃん、うるさい」

「……ごめん。…山田、ここ最近ずっと残業してない？」

「………まあ、そうだけど、伊野尾先輩が手伝ってくれることがあるから、いいんだ！」

「……………そっか…。…そんな好きなら今度の休み、伊野尾先輩とどっか出掛けたら？」

「………えっ？……いや、無理！！誘えない！！！」

「……ふーん」

そう言うと、大ちゃんは俺のスマホを奪って、文字を打ち始めた。

「……何してんの？」

「………伊野尾先輩、次の日曜日一緒に出掛けてくれるって。…早めに場所決めろよ。…山田、頑張れ！！！」


大ちゃんの言葉に困惑していると、スマホに『今週末は特に予定ないからいいよ』と伊野尾先輩からLINEがきてるのが見えた。

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