呪言 (ページ23) - 小説/夢小説

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第88話ページ23

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そして期末テスト三日目。

個々に勉強した成果を出し終えた。

相澤「全員手を止めろ！
各列の一番後ろ答案集めて持ってこい」

こうして、三日間の筆記試験は終了。

演習試験の日がやって来た。

実技試験会場中央広場にて。

目の前に立ちはだかる数々のプロヒーロー達。

相澤「それじゃあ演習試験を初めて行く。
この試験でも、勿論赤点はある。
林間合宿行きたけりゃみっともねえヘマはするなよ」

先生の多さに首を傾げる生徒達。

入試みたいなロボ無双だと思い切っている上鳴と、受かり気満々の芦戸にプレゼント・マイクは悪い顔で笑った。

根津「残念！諸事情があって、今回から内容を変更しちゃうのさ！」

相澤の包帯の中から現れた根津に調月は目を見開く。

入学式前とUSJの時に一目見たきりだ。

根津の言葉と登場、そして背後に居るプロヒーロー達に芦戸と上鳴の表情は固くなっていく。

根津「これからは対人戦闘。
活動を見据えた、より実践に近い教えを重視するのさ。というわけで諸君らにはこれから二人一組一つは三人一組でここに居る教師一人と戦闘を行ってもらう！」

相澤「尚、ペアの組と対戦する教師は既に決定済み。動きの傾向や成績、親密度。
諸々を踏まえて独断で組ませてもらったから発表して行くぞ」

一戦目は砂糖と切島ＶＳセメントス。

二戦目は蛙吹と常闇ＶＳエクトプラズム。

三戦目は飯田と尾白ＶＳパワーローダー

四戦目は八百万、轟、調月ＶＳイレイザーヘッド

五戦目は麗日と青山ＶＳ13号

六戦目は芦戸と上鳴ＶＳ根津校長

七戦目は口田と耳郎ＶＳプレゼント・マイク

八戦目は葉隠と障子ＶＳスナイプ

九戦目は瀬呂と峰田ＶＳミッドナイト

そして十戦目は緑谷と爆豪ＶＳオールマイト。

根津「試験の制限時間は30分！
君達の目的はこのハンドカフスを教師にかける。
オア、どちらか一人がステージから脱出する事さ！」

演習試験、開始。