呪言 (ページ3) - 小説/夢小説

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第68話ページ3

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暫く経った後どうやら発表式でヒーロー名を告げるらしく、ミッドナイトは出席番号で青山を当てた。

青山は特に動じた素振りを見せずに教卓に立つ。

青山「いくよ。
輝きヒーロー “I can not stop twinkling” ！
訳して “キラキラが止められないよ☆” ！」

「「(短文⋯！？)」」

ミッドナイト「ここはIを取ってCan’tに省略した方が呼びやすい」

青山「それね？マドモアゼル！」

⋯⋯不穏だ。

その後も芦戸が “エイリアンクイーン” という名前をミッドナイトに拒否される。

調月には青山と芦戸のヒーロー名の違いが分からない為どうして芦戸だけ却下されたのか理解できなかった。

蛙吹「小学生の頃から決めてたの。
梅雨入りヒーロー “FROPPY(フロッピー)” 」

ミッドナイト「かわいい！親しみやすくていいわ！
皆から愛されるお手本のようなネーミングね！」

初めの青山、芦戸のせいで大喜利の様な雰囲気が流れていたので蛙吹の真面目で可愛いヒーロー名に解されるクラスメイト。

クラスメイトは歓喜しフロッピーの名を連呼した。

そして時は回り調月の番。

A『私も、轟と同じ。 “A” 』

ミッドナイト「名前！それまたどうして？」

A『⋯私はヒーローになれたよと見つけて貰う為』

ミッドナイト「青臭ッ！いいよ！」

席に座る調月の表情は爆豪と戦う前と同じ。

その表情を見て爆豪は軽く舌打ちをした。