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黄×橙 ページ6
side 橙
俺、クラスメイトの中間淳太に恋してます。
でも淳太くんとはあんまり話したことがないんよな。
まぁ俺も淳太くんも男や。
男が男を好きになるのは変かもしれへんけど、好きになってしもたからにはどうしようもない。
教室の席は淳太くんよりも俺のが後ろで授業中もずっと淳太くんの後ろ姿を眺めとる。
橙「今日も淳太くんはイケメンやなぁ〜…」
とか1人でボーッと淳太くんの背中を眺めながら呟いた。
先生「桐山、話聞いとるか？」
橙「っ！は、はい！！」
急に先生に名前呼ばれて焦っとる俺を見てクラスのみんなは笑っとる。
淳太くんも俺のほうを見て笑ってた。
ちょっと恥ずかしかったけど、俺のことで淳太くんが笑ってくれとるんやって思ったらなんか嬉しかった。
俺と淳太くんが結ばれなくても、俺は淳太くんの笑顔を見れたらそれでいい。
fin.
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作者名：イロ | 作成日時：2018年2月7日 17時
