90話 ページ8
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とにかく…まずは片っ端から調べてみるしかない。
そうだ…やるしかないんだ…
生き残るためにはやるしかないんだ。
…もう、覚悟を決めるんだ。
「よし、やるか。」
そう言って歩きだそうとした時、大広間の扉が開く音がした。
扉の方に視線を向けると、体調が悪くてパーティーにいなかったはずの柊が立っていた。
多分…あのアナウンスを聞いたんだろう。
-日向saido終了-
ホテルにいた九頭龍君と別れ、旧館に向かっていた。
さっきのアナウンスの言ってる事が本当なら、誰かが死んだんだよね…
創は…生きてるよね…？
そんなことを思いながら、旧館の大広間の扉を開けた。
扉を開けた瞬間、異様な匂いに顔を顰めた。
「ゔ…何この匂い…」
小泉「Aちゃん！千秋ちゃんから聞いたけど体調大丈夫なの？」
「え？…あぁ！うん！
コテージで休んだからだいぶ良くなったよ。だから大丈夫。」
あっぶない…仮病使ってたの忘れてた…
「それより…さっきのアナウンスって…？」
小泉「うん…アナウンス通りだよ…十神が…」
小泉さんはそう言いながら奥のテーブルの方を指した。
私はテーブルに近づいて十神だった物を見て、吐きそうになったのを手で押えた。
血がべっとりと床やテーブルクロスの裏側についていて、扉を開けた時に気付いた異様な匂いはここからだったのが分かった。
「ｳﾞｯ…！きっつ…」
罪木「だ、大丈夫ですかぁ！？」
近くにいた罪木さんが慌てて駆け寄ってきたのを横目に
「ごめん…大丈夫だから。
何がどうなってんのこれ…」
日向「実はな…」
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十神の死体を目にした私は状況に理解ができてなく、創からパーティー中に何があったのか全部教えて貰ったのだ。
「そんな事があったんだ…
まさか十神君がこんなことになるなんて…
それに私達の17人の中の誰かが十神君のこと殺したんでしょ…？」
狛枝「まだそうとは決まってないよ。
誰も殺してないって証明するために捜査してるんだ！」
「そう…」
私は誰かが殺したんだと思ってるけど…ね。
「えっと…今回のことについては私ずっとコテージにいたし、日向君に話聞いた事しか分かんないし、ここで小泉さんと見張りしてるね。」
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やっとここまでこれました！！道のりが長い…
罪木ちゃんって、なんであんな転び方するんですかね…ほんとに謎だ…
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雪猫(プロフ) - ヨミエルさん» ありがとうございます！私情で更新ができなくてすみません、できるようになったらまた更新しますので、その時までお待ちください；；；； (2021年3月14日 18時) (
レス) id: 044c7ba7ac (このIDを非表示/違反報告)
ヨミエル(プロフ) - イチコメ失礼しま〜す！この作品、凄く面白いです！無理せず、更新頑張ってください！ (2020年6月21日 9時) (レス) id: 0e24ec4023 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪猫 | 作成日時：2019年6月11日 10時
