84話 ページ2
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ソニア「十神…さん…？
え？どうして十神さんが…？」
小泉「い、いや…
いやああああああああああああああああああああああああああああああッ！！」
背中に悲鳴を浴びながら、俺は呆然とその場に立ち尽くしたまま…
…かつての"仲間の死体"にじっと見入っていた。
小泉「…ど、どうしてっ！？」
弐大「なんじゃああああ！
こりゃあああああああああああああああ！！」
花村「あぎゃああああああああああああっ！！」
左右田「こ、こんなの…あり得ねーって…！
ふざけんなって！何かの間違いだッ！」
澪田「これ…本物の血じゃないっすよね？
ジャムとかタレとか…
だ、だ、だって…こんなの…
…あぶあぶあぶあぶあぶあぶあぶあぶ！」
モノクマ「いやはや…大変な事になりましたねぇ…
大変っ、面白い事になりましたねっ！
絶海の孤島と化したジャバウォック島を舞台に、遂に"最初の殺人"が起きてしまいました！」
「さ、殺人…？」
狛枝「ちょ、ちょっとまってよ！じゃあ、これって！」
モノクマ「うぷぷ…もちろんだよ…
十神クンは…"オマエラの誰か"が殺したんだよ。」
「なｯ…！？」
モノクマ「あの死体を見れば1発でわかるじゃん。これが殺人だって事くらいはさ。
ほら、醜い顔だよね…
他人のエゴのせいで無理やり終わらされた自分の人生を心の底から呪ってる顔だよ…
こんな死に顔になるなんて…
これが殺人じゃないなら、じゃあ、なんだって話だよ！
きっと…この島から帰りたくて仕方ないヤツが、十神クンを犠牲にしたんでしょうね。」
「ウ、ウソ…だ…
ウソだ！殺されたなんてウソだｯ！」
『殺された』と、そう叫んだ途端…
ドロドロとした濃い絶望が俺の体内で一気に腫れ上がっていった。
それは…つまり…
十神が殺された事実を俺自身が受け入れた事を意味していた。
辺古山「な、なんだ…これはｯ！？
あ、あれは…十神なのか？」
七海「どうして…こんな事になってるの？
どうして…十神くんが？」
今大広間に入ってきた辺古山、七海もこの状況に驚いていた。
モノクマ「ふむふむ…これで、この場にいないのは九頭龍クンと柊さんだけのようですね…
じゃあ、そんな彼らに知らせる意味でも、例のヤツをやっちゃいましょうか！」
『ピンポンパンポーン…！』
モノクマ「死体が発見されました！
一定の捜査時間の後、『学級裁判』を開きます！」
-日向side終了-
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雪猫(プロフ) - ヨミエルさん» ありがとうございます！私情で更新ができなくてすみません、できるようになったらまた更新しますので、その時までお待ちください；；；； (2021年3月14日 18時) (
レス) id: 044c7ba7ac (このIDを非表示/違反報告)
ヨミエル(プロフ) - イチコメ失礼しま〜す！この作品、凄く面白いです！無理せず、更新頑張ってください！ (2020年6月21日 9時) (レス) id: 0e24ec4023 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪猫 | 作成日時：2019年6月11日 10時
