20 ページ21
´
キュウは先ほどとは変わり、悲しそうな目で先生に問いかけた
キ「先生…どうして…こんな酷い事を…どうして?」
キン「娘を殺された“復讐”なんだろ?」
今まで私達の前に姿を現さなかったキンタが駐車場にやってきて、米山先生に近づきながら続ける
メ「キンタ!今まで何してたのよ〜」
キン「西村静香の周辺を調べていたんだ。彼女はこの人が産んだ娘だったんだ。」
全員の視線が米山先生へ集まる。
キンタはメグ達と同じ距離まで歩み寄りさらに続ける
キン「子供が産まれてすぐ、あんたは小説家になる夢を諦め切れず、家族を捨てた。
でもどれだけ頑張っても、夢は夢のままだった。
その時、あんたはこの学校で娘と再会したんだ」
キンタに確信をつかれ、観念したのか米山先生はぽつぽつと話し始めた
米「…血は争え得ないわね…16年ぶりに再会した静香は、ミステリーに夢中で天賦の才能の持ち主だった。
あの子がコンクールで賞を貰った時も、嬉しかった…私の夢を叶えてくれた気がして。
でも。その幸せも長くは続かなかった…そんな時、あの子達の話を偶然聞いてしまったの…」
´
〈岡田〉何とか警察は誤魔化せたみたいね…
〈佐々木〉完全犯罪成立…
〈岡田〉ちょっとばかり才能があるからってチヤホヤされてさ。調子に乗りすぎなのよ
〈大森〉あんな奴、死んで当然よ
笑い合う3人
【彼女たちは3人で共謀し、西村静香を事故に見せかけ階段の踊り場から転落死させた】
米「…あの子達笑ってた…娘の未来を奪ったあの子達に、生きる価値なんかない。」
ふぅ〜ん。“娘の復讐”ね…綺麗な言葉でまとめたつもりかしら
リ「へぇ〜。
彼女は実の娘だったんだ、“娘の復讐”ね…よくそんな綺麗事言えたもんだな」
リュウも私と思うことは同じだったらしく、挑発的に彼女の周りを歩きながら言った。
予想外の事を言われたのか、米山先生は驚きの表情でリュウを見る
キ「どういうこと?」
´
118人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆうな(プロフ) - かなとさん» 気づかずに保存してしまっておりました。対応いたしましたので、反映までのお時間をいただきます。 (2019年3月7日 22時) (レス) id: 330b40068e (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年3月7日 22時) (レス) id: 50e70db46c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆうな | 作成日時:2019年3月7日 22時