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その場にいた
キンタを除く私達5人は机に座る
キ「…僕たちが外に飛び出して、もう一度現場に戻るまで約3分。
その3分間で死体は跡形もなく消えた」
メ「たった3分で死体を運び出すなんて…どう考えても無理だよね?」
キ「それに、床に敷いてあったブルーシートや段ボールも。
なんで持ち去ったんだろう…」
カ「やっぱり亡霊の呪い…」
メ「大体さ!なんで死体を持ち去るわけ?
マギー審司じゃあるまいし、私達驚かせて何が楽しいのよ…」
カ「…マギー審司…」
すごい勢いでカズマを無視する二人。
まぁ私達も無視しているけど…
キ「まいったな…密室トリックの謎もまだ解けていないってのに…」
リ/あ「『あぁ。そっちの方はもう解決したよ/解決したわ』」
「えっ…」
皆が驚く中、私達5人は雑居ビルへ来ていた
リ「犯人はまず。被害者を殺害し、外から部屋の鍵を掛けた。
そしてこの穴を利用して、遺体の傍まで鍵を運んだんだ」
カ「でもどうやって。どんな道具を使ったんだよ…」
道具を使う事に固執しているカズマに私が言う
あ『道具なんて必要ないのよ。
この穴から鍵を部屋の中に戻してあげるだけで、自動的に奥の部屋の隅に辿り着くの」
カ「そんな…鍵が勝手に歩いていくとでも言うの?」
リ「歩いていくんじゃない、転がっていくんだ」
皆がまだ不思議がる中、私はリュウへ用意していた氷の塊を渡す
「えっ。氷…」
リ「よく見てろ」
リュウが扉の下にある穴から氷を転がす
メ「なんで?何で止まらないの…」
扉を開け中を見るとメグが驚き、キュウは理解する
キ「そうか。傾斜だ!」
リ「そう。この部屋の床は、見た目ではわからないけど。
ある1点に向けて緩やかな傾斜になっているんだ。そ
してこの段ボールも球が転がっていくベクトルを邪魔しない位置に計算されて置かれているんだ」
さらに奥の部屋まで転がっていき、現場写真と同じ位置で止まる氷。
あ『部屋の中の気温は日中40度近くまで上がる。
氷が解けて気化すれば、床に鍵だけが残る。これが密室殺人のトリックの正体よ」
私達はみんなの前で密室殺人のトリックを説明した
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ゆうな(プロフ) - かなとさん» 気づかずに保存してしまっておりました。対応いたしましたので、反映までのお時間をいただきます。 (2019年3月7日 22時) (
レス) id: 330b40068e (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年3月7日 22時) (レス) id: 50e70db46c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうな | 作成日時：2019年3月7日 22時
