No road is long with good company 番外編1 (ページ23)

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「あ、神宮寺くんじゃん！ウワサには聞いてたけど、何か自然体になってかっこいいね！！」

「えーと、あの...」

「あ、秘書課の宮舘です！」

「あ、知ってます。」

「え、私そんなに有名だった？！」

「あー...ある意味。」

「もしかして...秘書課のマドンナとか？」

「なわけねーやん。」

「うるせい。永瀬、完全否定するな！」

しばらく同期の三人で会話する。

神宮寺の自分探しの旅を聞いた天宮(宮舘さん)は、

「私と同じじゃん！何か親近感わくね！！」

「いや、ちょっと一緒にされたくない...」

「え、神宮寺くんどういうことかな？何か感じ悪くない...？」

「普通だけど。誰でも秘書課のトンチキと一緒にされたくないと思うはずだけど。」

「は？！何その秘書課のトンチキって！完全に悪口じゃん！！永瀬、あんたちゃんとした友達選びなさいよ！」

「お前よかちゃんとしてるよ！！」

「何それ？！神宮寺って、そんな奴だったんだ！！」

「なんで呼び捨てなんだよ！」

「はぁーやっぱ部長夫人は違うわぁー。部長、よくこんなのと結婚しましたね？！」

「は？永瀬！こんなのって何？！」

「これでもいつもはちゃんとしてくれてるんだよ？それに君らと話す榛名は楽しそうだから(笑)」

宮舘部長が爽やかに言う。

「おいお前らー、ケンカしてないで働けー！」

翔太さんに怒られ、渋々休戦し、働く。