No road is long with good company 3 (ページ4)

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・ふっかSide ページ4

披露宴はつつがなく行われた。

翔太、まき、本当におめでとう。

そして、ありがとう！美希ちゃんと受付させてくれて！！

美希ちゃんのテーブルには、案の定たくさんの男性陣。

そして周りの子供たちからも「あのおねーちゃん、キレーイ！」の声が。

「先パイ、どこ見てんすかー？」

後輩の永瀬廉。大阪から今年転勤してきたのだけど、人懐っこい性格ですぐに翔太とも仲良くなり、ちゃっかり今日も結婚式に参列している。

「あー、あの超美人さんが、噂の美希さんっすね。」

「うん。あ、お前、おかしなこと考えんじゃないよ。
俺らみたいな一般庶民は相手にもしてくれねーよ。」

「そうっすかね...。でも確かに。男連中、メロメロっすね。
ほら、親戚のおっちゃん達まで鼻の下伸ばしてるじゃないっすかー。」

「しかしだ！聞いてくれ。
今日俺はなんと美希ちゃんと受付という、ひじょーに！！密着度の高い仕事を与えられたのだ！
参ったか！」

「えー！！えーなぁー。よかったすね。一生の思い出ですやん。」

「うるせぇよ。」

「あ、ブーケトスやるみたいっすよ。
皆、庭に出てきて下さいだって。」

「ＯＫ、今行く。」

慌てて、食べかけていた料理を飲み込んだ。