・ ページ28
「先輩、今日は何やるんすかー?仮装。」
こちらは社員食堂。
いつものように永瀬と昼食をとっている。
「いつもと同じだよ。」
「えー?またあのバナナすか?つまんねー。」
「お前は何にするんだよ。」
「俺はスターウォーズっす!」
「お前もアホだな。」
今日の仕事終わりの親睦会の話をしていると、後ろに海外事業部のプリンスが!
「神宮寺さん、今年も秘書課と二次会、セッティングしておきました!」
「今度こそ落とせたらいいですね!美希さん。」
「ブフォ!ゴホゴホ!」
「うわっ!何してんすか!あーっっ、先輩、汚いっすよ!」
思わずむせ返ってしまった。
後ろの会話はさらに続いている。
別に聞き耳を立てているつもりではないけど、気になる。
「あ、分かっちゃってる?俺が狙ってる人。」
「分かりますよ!!だって超積極的じゃないですか。
まぁでも、神宮寺さんなら絶対に大丈夫だと思いますよ!」
「まあな。とにかく今日中にキメるよ。」
翔太の言う通りだ。
美希ちゃんを狙っているやつはたくさんいる。
少し考えれば当たり前のことだけど...。
96人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Momanao x他1人 | 作成日時:2019年1月22日 14時