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「付き合ってるんだ！！だから言ったじゃん！俺の言う通りだって。」
「佐久間の勘が当たるなんて、奇跡だな。」
「おいおい翔太、それは失礼だぞ！」
久しぶりに"MARU"で翔太と飲んでる。
ついでに佐久間も。
俺は美希ちゃんとの近況を半ば強制的に言わされている。
佐久間はすごく祝福してくれ、今日のお代はサービスにしてくれた。
翔太はどこかつまらなそうに俺の話を聞いている。
「ふーん。で、一線は超えた訳？」
翔太が唐突に聞いてきた。
「は？こ、超えてるわけないじゃないか！」
「え！まだ手、出てないの？！」
佐久間まで反応してくる。
「いやいやいや...だって、美希ちゃんだよ？勢いだとしても、お前は手を出せるのか！？」
「...無理だね。うん。」
「だろ？」
「でも、美希ちゃんは待ってるかもよ？
あ、でも、キスくらいはしてるんでしょ？」
佐久間は軽く聞く。
「あー、それも...タイミングがね...」
「はぁ！？キスもしてないって、中学生の清い交際かよ！！
お前、あんまりグズグズしてると誰かにとられるぞ！！
会社にも言ってないんだし、狙ってる男なんて山ほどいるぞ！独身だったら俺だって...！」
「あー！失言だー！チクリ決定。」
「おい佐久間！絶対言うんじゃねぇ、」
Prrr...。
「...まきだ！」
「盗聴されてるんじゃない？」
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作者名：Momanao x他1人 | 作成日時：2019年1月22日 14時
