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・ふっかSide ページ21
「せっかくなんで、散歩でもしましょうか?」
強がって散歩に誘ってみたものの、もうヘロヘロ。
ほとんど料理も味がしなかったし...。
レストランを出て、近くを歩いていますが、会話は、ありません。ごめんなさい、美希さん、僕、もう限界が近づいてきてます...。
うつろな目でほぼ無意識に美希ちゃんのことを見る。
...うお!こっち見てた!!
美希ちゃんは目が合うと、微笑み返してくれた。
慌てて無理矢理口角を上げる。
はぁー、もう駄目だ...!倒れる...!
「あ、少し休みませんか?」
美希ちゃんが指差した先には、小さなお茶屋さんが。
「そうですね...入りましょう!」
すぐに店に入り、2人で並んでお茶を飲む。
ぼんやり景色を見ていると、涼しい風が美希ちゃんの髪を揺らす。
今まで緊張していたからか、風が吹いていることなんか気づかなかった。心地いい。
だんだんと眠くなってきた...。
「だから!!大福にこしあんなんかあり得ないから!!」
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作者名:Momanao x他1人 | 作成日時:2019年1月22日 14時