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仕事も終わり、帰宅の途につく。
私の情報によると、ふっかさんも帰宅予定。
玄関を出ると、数十メートル先に、愛しいヘルメット姿のふっかさんが！
見るとヘルメットの留め具をつけるのに苦戦しているようで、ずっとカチカチしてる。
...萌える。
あ、待って！ 無意識に後を追う。
コンビニに立ち寄ったふっかさんを待つこと１０分。
これってやってることストーカーと同じだよね...やばいよね、これは。
でも、うー！！気になる！！
物陰に隠れていたら、誰かが肩を叩く。
「いつもと帰り道、違うよ？」
そこには知らない男の人が立っている。
誰？ていうか、なんで私の帰り道、知ってるの？
もしかして、ストーカー？！
笑いながら近づいてくる男を突き飛ばし逃げようとすると、
足がもつれて転けてしまった。
「美希ちゃん、ひどいよ...笑」
男が上から見下ろしてくる。
怖い...！！
私がストーカーまがいなことしてしまった罰？
誰か、助けて...！！
「何してんの？」
ストーカーに話しかける声。 ふっかさん...
私に詰め寄るストーカーを追い払い、「大丈夫ですか？」と私の顔を覗き込む。
「...清野さん？」
「深澤さん...」
思わず涙が溢れ出た。
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作者名：Momanao x他1人 | 作成日時：2019年1月22日 14時
