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一寸先は闇？ ふっかSide ページ2
美希ちゃんだ...！
翔太とまきの披露宴で受付を頼まれた俺は、早めに会場に到着した。
すると、既に来ていた薄い紫色のワンピースを着た女性に思わず目を奪われる。
...A美希ちゃん。
秘書課のエースで社内Ｎｏ．1の美人。そして俺の、永遠の憧れ...。
同期入社だけど、課も違い、研修なんかで一緒になることはあっても、1度も話したことはない。
彼女の周りにはいつもたくさんの人に囲まれていて、近づけない。
俺はしばらくの間見とれてしまい、動けなかった。
ずっと見つめられていたからか、美希ちゃんが俺の方を振り向いた。
「あの...受付の方？」
「あ、はい...。販売部の深澤です。」
「もしかして"ふっか"さん？」
「あ、はい!!ふっかです！」
「やっぱりそうだ笑。まきからいつも話を聞いてます。」
まき、ナイスゥー!!
1度も会わせてくれなかったけど、俺のこと、話してくれてたんだ！
「まきちゃんち側の受付をします、秘書課のAです。今日はよろしくお願いします。」
え、受付、一緒に？！やばい、緊張してきた...。
気が付けは美希ちゃんは天使のような微笑みで、なおかつスマートに招待客を案内している。
そして、時折笑みを浮かべ、席次表を俺に渡してくれる...。
何もかも美しすぎる...。幸せだー！
翔太、まき、グッジョブ！！
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作者名：Momanao x他1人 | 作成日時：2019年1月22日 14時
