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「おい、龍斗!松村!」
3人でワイワイと話していると、誰かが龍斗くんを呼んだ。
「あ...久しぶり。」
「お!元気にしてた?」
龍斗くんとAが手招きして、やってきたのはこれまた茶髪のクールなイケメン。
「猪狩!早速茶髪にしたんだ。」
「おうよ。で、コレ見てみ?」
茶髪のサイドをかきあげると、ラインが2本ほど。
「あーやりましたな。」
「相変わらずイキッてんねー、猪狩は。」
「カッコイイだろ?で、俺にも新顔紹介してくれよ。」
茶髪イケメンは、私を見てニカッと笑った。
「あ、こちら森口典子さん。俺たちとは一緒の学部。森口さん、こいつは猪狩蒼弥。俺たちとは高校からの付き合いなんだ。」
「森口典子さん、ね...松村と同じ学部ということは君もトンチキ、」
「は?猪狩!!そんなの理系の女子に偏見!てか私トンチキじゃないし!」
「自覚なしかよ...龍斗、お前も苦労するな。」
「うんそうなんだ...って、違う。大丈夫!それに森口さんはトンチキじゃないはず!ね、森口さん?」
「うん、トンチキとは未だ誰にも言われたことはないかな...よろしく、猪狩くん。」
「こちらこそよろしく。あ、もう1人来るから...おい!こっちこっち!」
猪狩くんが向こうにぶんぶん手を振っている。
「ごめんごめん!遅くなって...あれ、みんないたの?」
「へ...」
私たちの前に現れたのは...
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Momanao(プロフ) - 華子さん» コメントありがとうございました!これからも頑張ります!! (2020年12月18日 22時) (レス) id: a8ed6fc393 (このIDを非表示/違反報告)
華子(プロフ) - 矢花くんの作品が読みたくて検索していたところ偶然見つけました。読んでみたら面白く、最初のシリーズから読破してしまいました。シリーズものでこんなに内容がしっかりしていて面白いものは久々でとてもワクワクしています。素敵な作品をありがとうございます。 (2020年12月17日 12時) (レス) id: c812437f0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Momanao | 作成日時:2020年10月11日 16時