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その後、女の子が病院やヘルパーさんに連絡し、処置をしてもらう。
きよさんは大事には至らず、すやすやと眠っている。
「Aちゃん、ありがとうね。あなたがいてくれて助かったわー。」
ヘルパーさんと女の子はどうやら顔見知りらしい。
「いいえ、私はただオロオロしていただけで...目黒さんが助けて下さらなかったら、今頃どうなっていたか...」
あれ？
俺、自分の名前言ったっけ？
「あの、」
「あ、すみません。きよさんが"蓮ちゃん"って言ってたので...目黒蓮さん、ですよね？市役所にお勤めの。」
「そうですけど...君は？」
「あ、まだ名前言ってませんでしたよね。私、AAといいます。本当にありがとうございました。」
やっと安心したのか、その女の子は笑顔を見せた。
ヘルパーさんに後を任せ、俺たちはきよさん宅を出る。
「あの、きよさんとは？」
「私、大学でボランティア活動してて、一人暮らしのお年寄りのお家廻らせてもらっているんです。」
「あぁ、それで。」
「はい。きよさんすごく私のこと可愛がって下さって。私もついつい甘えてよく遊びに来させてもらってるんです。」
「そうなんですね。」
きよさんの気持ちも分かる。
初対面の俺でも、可愛い人だなと思うくらいだ。
「だから、目黒さんのことはきよさんから聞いてました。のっぽの美男子が来てくれるようになったのよって。」
「美男子...そうですかね？」
「そうだと思います。目黒さん、思ってた通りイケメンでした(笑)。」
ん？
もしかして俺、好印象持たれてる？
今の俺には接点のない、可愛い、清楚系の女子大生だよ？
そりゃあ仲良くなっとかないと損じゃね？
「じゃあ、Aちゃん。」
「はい？」
目を丸くして、俺を見つめる。
「イケメンと、友達にならない？」
「え？」
「きよさんが繋いでくれた縁ってことで、とりあえず今度遊びに行こうよ。」
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Momanao(プロフ) - ふゆさん» 手放しで褒めて頂いて申し訳ないくらいうれしいですー！！！こういうちょこっとした裏ネタをこれからもちょいちょい入れていくつもりなので楽しみにしてて下さい笑 (2020年2月16日 22時) (
レス) id: a8ed6fc393 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆ(プロフ) - Momanaoさん» プロの作家さんなんじゃないかって思うくらいですよ！今回の話、松村先生に助けてもらったのが女の子ということは…自転車を返しにきた時に目黒くんとぶつかりかけたのもその女の子ですよね？細かい繋がりに気付くたびになんだかキュンキュンしちゃいます笑 (2020年2月16日 19時) (レス) id: 5070e82f4c (このIDを非表示/違反報告)
Momanao(プロフ) - ふゆさん» ありがとうございますぅぅ！！！！！いろいろ繋がりを持たせたいと思って書いてるんですが、時々忘れて私も読み返してます。細かいところまで気付いてくださってるんですね！！とてもうれしいです！！ (2020年2月16日 16時) (レス) id: a8ed6fc393 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆ(プロフ) - 1話からずっと読ませていただいています！色んなところが繋がっていてとても面白いです。これからも楽しみに読ませていただきます！ (2020年2月16日 15時) (レス) id: 5070e82f4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Momanao | 作成日時：2020年2月3日 2時
