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(照Side)
こうして暑い夏は過ぎていく。
あのバーベキュー合宿が功を奏したのか、優太もなんとか倒れずに働いてくれている。
照「美味いね、このチョコレート、絶品だよ。」
優太「そうですか？！うわぁーよかった！！」
盆休みに帰省していた優太のお土産を食べながら休憩中。
優太「たくさんお休みも頂いてありがとうございました。おかげでリフレッシュ出来ました。また、気を引き締めて頑張ります！」
照「あんまり気負わずに(笑)なんかあったらいつでも相談してな。」
あまりに美味しいので、もうひとつ、と手を伸ばす。
遠慮する優太にも強引に渡し、2人で食べる。
照「そういえば最近Aさんも忙しいのかな？」
優太「そうみたいですね。ここに来ても照さんと入れ違いで帰ってますね。まぁ、締切とか、いろいろあるんじゃないんですか？」
照「そうなんだ。たまに会えてもさ、タイミング悪くて挨拶くらいですぐバイバイよ。」
優太「もしかして、寂しいとか？」
照「え？寂しい...？うーん、そうだね、俺的にはAさん妹みたいになってたから、いて当然っていうか、物足りないというか...そう、寂しいんだ(笑)。」
優太「妹、ですか？」
照「ん？」
優太「いえ(笑)じゃあまきさんとAさんで美人姉妹ですね。」
照「今の言葉まきに言ってやって？泣いて喜ぶから。...うーん、しかし美味いよこれ。優太、案外こんなお洒落なお店知ってんだね。」
優太「あ、実は知り合いから教えてもらって(笑)よかった気に入ってもらって。また帰省したら買ってきます！」
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作者名：Momanao | 作成日時：2019年6月29日 18時
