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「本当にすみませんでした！ありがとうございます！！」
後からご家族がやってくるなり、一斉に謝られる。
A「いえいえ！みなさん顔上げて下さい！！」
まき「ご迷惑おかけしました！」
A「そんな！私はただ一緒にいただけなので...。」
翔太「本当にありがとうございました。」
まき「じゃあ...けーた、お姉ちゃんにバイバイして？」
A「慧多くん、じゃあね。」
慧多「...やーだー！けーた、ひーくんとAちゃんといる！！」
照「慧多、さすがにもうお別れしないとお姉ちゃん、困っちゃうよ。」
慧多「やだ！！」
慧多くんがトコトコ向かってきて、私にしがみつく。
翔太「けーたダメだって！お姉ちゃん困ってるだろ？」
慧多くんのお父さんが抱きかかえようとするけど、慧多くんは私にがっしりしがみついて離れない。
A「...あの、もしよかったら、慧多くんとお祭り一緒に回らせてもらってもいいですか？私もこれからどうしようか考えていたところなんです(笑)。」
まき「えっ、いいんですか？！...ホントにすみません...」
A「いえ、私も1人で回るより楽しいと思うので！」
まき「じゃあ...お言葉に甘えて(笑)。けーた、行こうか。」
慧多くんのお母さんが手をつなごうとする...が、
慧多「いや。」
まき「...え？」
慧多「ひーくんと！」
照「え、俺？」
慧多「ひーくん、行こう！」
翔太「え、けーた、パパは？」
慧多「ひーくん、Aちゃん、行こう！」
手を引かれるまま、歩き出す。
まき「しょーた...私たち嫌われてる？」
照「あ、ちょっと慧多待って！翔太くんとまきはゆっくりしててよ。1時間後くらいに連絡するから！」
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作者名：Momanao | 作成日時：2019年6月29日 18時
