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(照Side)
翔太「ただいま帰りましたぁー！」
昨日から始まったゴールデンウィーク。
今年も東京に住んでいる妹家族が帰ってきた。
と、言ってもしょっちゅう帰ってくるから、今年も、っていう感じではないけれど。
慧多「ひーくん！！」
照「おー帰って来たか！また大きくなったなぁ。」
翔太くんの影から顔を出した、甥っ子の慧多を抱き上げる。
また重くなってる。
子供の成長は本当に早い。
翔太「じゅんこさん、お兄さん。またお世話になります。」
照「うん。翔太くんも運転疲れただろ。ゆっくり休んでってな。」
母「さあ、早く中に入って！！」
時はどんどん過ぎてゆき、俺が家業の酒屋を継いでから、かなりの歳月が経つ。
最初は右も左も分からないサラリーマン上がりのアマちゃんで、目の前の仕事をこなすのに必死だったけど、なんとかここまでやってこれている。
今では、
母「あれ？まきは？」
翔太「ああ、酒蔵の方に行きましたけれど。」
まき「...お兄ちゃん...」
照「おーまき、お帰り。」
まき「...あかん...出た。」
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作者名：Momanao | 作成日時：2019年6月29日 18時
