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閑静な住宅街にパトカーと救急車のサイレンが響く
赤「バカな女だ…」
赤城は、筒井に連れられパトカーに乗り込む秋子にそう言い放った
赤「危うくあんたも人殺しだぞ」
筒「っ！ちょっと！」
菊「ほっとけ！…行くぞ」
パトカーから顔を出す菊川
赤城は別の車に乗り込むと、扉を閉めた
赤城の元へ向かおうとする百合根、A
菊「おい！…警部殿」
乗れ、と合図する菊川
百合根は菊川の方へ向かう
無論、Aは兄の乗った車の方へ向かった
ー ー ー ー ー
松「ようやく会えましたね…赤城左門」
松戸に屋上へと呼び出された赤城
赤「事件は終わった、なぜ俺がこんなところに呼び出される」
松「…報告を、貴方の報告を聞かせてください」
赤「死者2名、殺人未遂が2件そのうち1件の被害者は当初の殺人事件の犯人…それだけだ」
赤城がそう言い終えるとパチンっと乾いた音がした
百合根だ
後ろから赤城を振り向かせた百合根が赤城の頬を叩いた音だった
白「殺人未遂のうち一件は赤城さんのせいです！人殺しの機会を与えたそう言う自覚はないんですか？！」
目を逸らす赤城
白「…ほらない、だから赤城さんはダメなんですよ！秋子さんの気持ちを考えればあんなトラップは仕掛けません！科学も法医学もいいですけど、その前に人の心ってものをわかろうとしなきゃ…赤城さん、いつか”怪物”になりますよ！？なってからじゃ遅いんですよ！…わかっていただけますか」
赤「…上司らしい上から目線だな」
パチンっともう一発平手打ちをかます百合根
赤「2発…慰謝料は後で請求する」
そう言い放って赤城は去って行く
松「あんな男と心中する必要はないわ…貴方はまだ若いんだし他にたくさん道がある。それを早く見つけなさい」
赤城の去って行った方を見つめる百合根
白「はい…決めました。
自分はあの人から離れません！…絶対に！」
そう言った百合根を入り口のドアにもたれ掛かりながら見つめていたAは、松戸がこちらを通る前にと、何も言わずに去った
ー ー ー ー ー
松「Bマイナス…少し下がったわ、貴方達の評価」
屋上を後にし、廊下で鉢合わせた翠にそう告げた松戸
翠は屋上への道の方をスッと見つめる
翠「ぜ〜んぜん変わってない、あの人」
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春(プロフ) - はるなさん» はるなさん レスしてませんでした、ごめんなさい。。。小説はここでしか書いてません！ (2021年4月14日 19時) (
レス) id: b004c6ef4b (このIDを非表示/違反報告)
春(プロフ) - ハナさん» ハナさん コメントありがとうございます。何でしょうか？ (2021年4月14日 19時) (レス) id: b004c6ef4b (このIDを非表示/違反報告)
ハナ - 春さん» おはようございます、、、作者さんに聞いてもよろしいでしょうか？ (2021年4月14日 10時) (レス) id: 9e471035c6 (このIDを非表示/違反報告)
はるな(プロフ) - 間違っていたらごめんなさい。春さんって、プリ小説でもSTの小説を書いていましたか？ (2020年7月14日 13時) (レス) id: 759c523584 (このIDを非表示/違反報告)
まっしゅ(プロフ) - 05のところでキャップの説明をするところ、情に熱いとありましたが、正しくは情に厚いだと思います。指摘失礼致しました。 (2017年4月1日 17時) (レス) id: d1d5c59055 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春 | 作成日時：2015年1月11日 14時
