Ω64 ページ14
「A…聞いてる？」
『え、あぁ何？』
「ここ、教えて」
期末テストまで残り数日
放課後教室で理人、迅、雄大と勉強中
『理人私より頭良いんだから教えなくても考えれば分かるんじゃないの？』
「それより分かる人に聞いた方が早いじゃん」
全く…教えるの下手って文句言うくせに
私は渋々理人に聞かれたところを教える
「あぁーーーー！もう無理限界」
さっきまで熱心に勉強していた迅は集中力が切れたのか机に突っ伏す
「俺も流石に疲れたわ。お菓子でも買いに行こかな」
『まだ勉強始めて30分ぐらいしか経ってないけど…』
「あっ雄大君俺も行く♪」
急にテンションが上がる迅
「あ、じゃあ俺かも何か買ってきてくれない？」
「了解！！Aちゃんは！？」
『あー…じゃあミルクティーでお願いします』
迅と雄大におつかいを頼み、2人は教室から出て行った
「A」
『ん？次は何？』
理人と顔を合わせる
「生徒会で…何かあったでしょ」
この前の歓迎会からすぐテスト期間に入り
部活も委員会も活動停止のためメンバーには最近会ってない
でも私の頭の中は運命の番の事で一杯一杯
『何もないよ？』
「嘘、この前からずっといつも上の空でしょ」
『理人って本当よく周り見れてるよね』
3人の前ではいつも通り接してたはずだったどお見通しだったみたい
「…Aだからだよ」
『え？どう言う事？』
「ばーか、分からなくて良いよ」
大きくため息をつき少し眉間にしわを寄せる理人
『なっ…！だって意味分かんないんだもん！』
「とにかく、何があったのか教えて？」
私から目を逸らさず見つめる
これは言わないとずーっと付き纏われる感じだな…
『実は…』
私は理人に木村先輩との出来事を話す
「運命の…番…そんなリアルに存在すんの？」
やっぱりびっくりするよね
私でも信じられないもん
『でもあの反応は…そうとしか考えられなくて』
「Aは柾哉先輩とそういう仲になりたいの？」
『…なりたくない』
「……じゃあ生徒会辞めなよ」
その言葉に私の胸がギュッと締まった
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えりぴょん(プロフ) - みいなさん» ここまで読んでくださり、有難うございます！是非とも完結までお付き合いください(^_-)笑 (2023年1月25日 2時) (
レス) id: e39678f46c (このIDを非表示/違反報告)
みいな(プロフ) - はじめまして、面白くて一気に読んじゃいました！失恋りーくんが可愛くて愛おしいです🥲💖生徒会メンバーともどうなっていくのか楽しみにしています！ (2023年1月23日 2時) (レス) @page9 id: 2f82be33c6 (このIDを非表示/違反報告)
えりぴょん(プロフ) - ぴょんさん» 前回もコメントしてくれてましたよね（ ; ; ）有難うございます！更新遅いですが、展開色々考えてますのでお付き合いください！ (2022年9月30日 2時) (レス) id: e39678f46c (このIDを非表示/違反報告)
ぴょん(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます！とっても面白くて今後もワクワクです！ (2022年9月28日 23時) (レス) @page2 id: 18dde7a5e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えりぴょん | 作成日時：2022年9月8日 23時
