Ω51 ページ1
放課後
生徒会室
「じゃあAちゃんの役職は庶務に決まりで！」
木村先輩に渡された契約書
庶務として生徒会に貢献しますか？的な事がずらりと書かれていて、最後のところにはサインをするところがあった
『ここに名前書けば良いんですよね？』
「うん、それを俺が職員室に届ければ正式な生徒会役員になるよ」
私は自分の名前をサインして木村先輩に契約書を渡す
「じゃあちょっとじっとしてて」
契約書を机の上に置き、何か小さな物を取る
そして私の制服の襟に触れた
木村先輩の顔が近い
少し前の私ならすぐ離れていただろうに
まさか自分からαの人達に近づくなんて思わなかったな
相変わらずここの部屋にいると鼓動が速くなる
そのうちαの匂いも慣れていくのかな
「…よしっ。じゃーん、どう？」
触れられていた襟を見るとそこには金色に輝くピンバッジが付けられていた
「A良いじゃん！」
「俺たちとお揃いだよ〜」
西先輩とたじ先輩の胸元をみると私と同じ金色のピンバッジ
木村先輩も京介も同じ物を付けていた
「このピンバッジは生徒会の人しか付けれない特別なものなんだ」
『へぇ…なんか急に自分が偉くなったように感じます』
「これでAに手を出す奴が減ると良いんだけど…」
京介は私のピンバッジを見つめて悔しそうに呟いた
「このピンバッジはみんなで話し合ってAちゃんの為に作ったものなんだよ？」
『え…そうなんですか？』
「気持ち程度のものかもしれないけど一応ね？どうしたらAを守れるかなって」
たじ先輩…
みんなも私のために考えてくれたんだ
『でも私が生徒会入るかわからないのによく作りましたね』
「そりゃいつかは入るって思ってたし、入らなくても飾りでつければ良いじゃん？」
「まぁ、一番作りたがってたの洸人だけどね〜」
木村先輩はニヤニヤしながら西先輩をみる
「柾哉！余計なこと言わなくて良い！」
『ふふっ…ありがとうございます』
少し耳を赤くした西先輩が可愛くてつい笑ってしまった
「A、今笑ったでしょ」
『いや、そんなことないですよ？』
「平気で嘘つく悪い子にはお仕置きだー！」
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えりぴょん(プロフ) - みいなさん» ここまで読んでくださり、有難うございます！是非とも完結までお付き合いください(^_-)笑 (2023年1月25日 2時) (
レス) id: e39678f46c (このIDを非表示/違反報告)
みいな(プロフ) - はじめまして、面白くて一気に読んじゃいました！失恋りーくんが可愛くて愛おしいです🥲💖生徒会メンバーともどうなっていくのか楽しみにしています！ (2023年1月23日 2時) (レス) @page9 id: 2f82be33c6 (このIDを非表示/違反報告)
えりぴょん(プロフ) - ぴょんさん» 前回もコメントしてくれてましたよね（ ; ; ）有難うございます！更新遅いですが、展開色々考えてますのでお付き合いください！ (2022年9月30日 2時) (レス) id: e39678f46c (このIDを非表示/違反報告)
ぴょん(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます！とっても面白くて今後もワクワクです！ (2022年9月28日 23時) (レス) @page2 id: 18dde7a5e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えりぴょん | 作成日時：2022年9月8日 23時
