Ω50 ページ50
「おー！じゃあ今すぐ生徒会室に向かわなきゃ！」
「行ってらっしゃい」
「この後の授業遅れたらあかんで？」
『いや、別に放課後でも良くない？』
急ぎでもないのにみんなグイグイと生徒会室に行かせようとする
「いや、そりゃ早くお世話になる先輩達やし挨拶しぃひんと、な？」
『うーん、じゃあ行ってくる…』
私は屋上を後にして生徒会室に向かった
「Aちゃん、行っちゃったね」
「理人…大丈夫？」
「いやぁ、まさか本当に生徒会に好きな人いるなんて思わなかったな…」
「りーくん失恋記念にジュース奢ってあげる」
「記念とか言うなよ！はぁ、誰なんだろ好きな人…」
「まぁ、早く気づけて良かったやん？朝の理人の恋愛会議も無くなったし」
「りーくん奥手すぎるんだよ〜だから先取られる前にもっと優しくしたりデート誘えって言ったのに」
「もうお前らうるさい！はやくジュース奢れ」
「さ、はよ自販機行くぞ〜」
『はぁ…』
廊下に響くため息
目の前には生徒会室の扉
決意は出来たけどなんでこんなに緊張するんだろ
パンっと自分の頬を両手で叩いて気合いを入れる
『よしっ』
目の前の扉を開けた
『えっと…こんにちは〜…』
ペコペコお辞儀しながら生徒会室に入った
みんなの視線は私に注目する
「Aちゃん？来たってことはそう言う事で良いんだよね？」
木村先輩が話しかける
『まぁ、そう言う事ですね』
するとみんな私のところに駆け寄った
「くるの遅い！」
コツンと頭にゲンコツが入る
『いった…西先輩力加減何とかならないんですか？』
「洸人君、Aは女の子なんだから優しくしてください！」
「まぁまぁ、Aが来てくれたのが嬉しいんでしょ？」
みんな笑顔で私を迎えてくれる
「はい、生徒会長からお話があります。今日から新しいメンバーが入ります！自己紹介お願いします」
木村先輩は私を生徒会室の真ん中に立たせ隣に並ぶ
他の先輩達はソファーに座って私を見る
『今日から新しく入りましたAです。頑張ります。よろしくお願いします！』
私の新しい学園生活が始まる
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えりぴょん(プロフ) - 石油ストーブさん» 素敵なコメント有難うございます（ ; ; ）書くのに時間をかけてしまって更新スピードが遅いですが…なるべく楽しく読んでもらえるように頑張りますね^_^ (2022年7月22日 2時) (
レス) id: e39678f46c (このIDを非表示/違反報告)
石油ストーブ(プロフ) - この手のオメガバースは初めて読んだのですが、とても楽しく読ませていただきました！私柾哉くん推しなんですけど、生徒会長設定めちゃくちゃ刺さりました…！ゆっくりで良いので更新し続けていただけたら嬉しいです！楽しみにしてます！ (2022年7月20日 20時) (レス) id: b41afc860c (このIDを非表示/違反報告)
えりぴょん(プロフ) - ぴょんさん» ありがとうございます！頑張ります^o^ (2022年5月5日 3時) (レス) id: e39678f46c (このIDを非表示/違反報告)
ぴょん(プロフ) - 更新楽しみにしてます！！ (2022年3月29日 17時) (レス) @page34 id: 18dde7a5e6 (このIDを非表示/違反報告)
えりぴょん(プロフ) - miuさん» わーー！めっちゃ嬉しいです！おかげで更新頑張れます^ ^ (2022年2月14日 16時) (レス) id: e39678f46c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えりぴょん | 作成日時：2022年2月12日 0時
