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A『先生っ!!』
はしごに途中まで足をかけ飛び降りる
あたりを見回すと先生は廊下に出ていた
私も慌てて廊下へでた
柊「年頃の女の子はそんなアクティブな動きしないだろ」
A『先生痛みは?薬を持ってきたぞ』
柊「いや、話を聞きなさい」
A『話ならいくらでも聞くから先に薬を飲んでくれ』
そう言ってずいっと薬の入れ物を差し出す
先生はそれを受け取ってくれた
柊「甲斐達はどうした?」
A『私を先生の所に行かせてくれた』
柊「あぁ〜、アイツらAに甘いからなぁ」
A『そんな事より早く薬を...』
再度痛みに耐えるかのように蹲りだした先生を
真正面から支える
A『先生!!』
柊「はは...ありがと」
A『ほら先生!!薬』
そう言って一錠取り出し口元へ運ぶ
柊「いま...ちょっ...とっ...待って」
途切れ途切れに言葉をつぶやく
それほどの痛みが先生を襲ってるんだと思うと
胸が苦しくなり、涙が零れだした
柊「はっ...はぁ....泣き虫」
先生の輪郭をなぞるように汗が落ちた
伝わる心音が早い
A『...先生、失礼します』
先生の眼鏡を外し
自分の袖で先生の目を覆い目隠し状態にする
柊「A?」
A『説教なら...後でいくらでも聞くから』
そう言って先生の唇に触れ薬を流し込んだ
A『...』
柊「...Aなんで」
A『もう嫌なんだ...大切な人が苦しむのは』
柊「そっか...ゴメンな」
A『なんで謝るんだ!!
それじゃあまるで...まるで...』
居なくなる前提みたいじゃないか
柊「眼鏡、返してもらうよ」
A『...』
カチャっと眼鏡を掛け直し抱きしめられる
柊「本音を言うと俺だって嫌だよ」
A『...』
柊「Aと一緒に...生きたいよ...」
A『!!...先生...私...泣きそうです』
柊「うん...俺も」
静かに泣く先生
それに応えるよう先生を抱きしめる
先生とのキスはいつも苦しくて仕方がなかった
終わり
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13歳のサイボーグ - 同じく〜続きを〜<(T T)> (2020年10月4日 23時) (
レス) id: 5949217428 (このIDを非表示/違反報告)
ネコチー - 続きを〜！続きを書いてください〜(涙) (2020年5月8日 4時) (レス) id: d0f8e9b4d5 (このIDを非表示/違反報告)
ぴ - 12ページ目の「関係ないし！〜」のセリフ、甲斐くんじゃなくて諏訪さんじゃないですか…？いつも楽しく拝読しています。これからも応援させてください。 (2019年3月11日 8時) (レス) id: 67dc02145f (このIDを非表示/違反報告)
千春(プロフ) - Yuriさん» ありがとうございます(＞＜)これかも更新頑張らせていただきます!! (2019年3月8日 13時) (レス) id: e043213a0c (このIDを非表示/違反報告)
Yuri - いつも楽しく読ませていただいています！更新、頑張って下さい！！ (2019年3月7日 22時) (レス) id: d785c31dd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千春 | 作成日時：2019年3月7日 7時
