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〜 you side 〜

待ち合わせ時間に遅れて来るなり、私から携帯を取り上げてお兄さんと言い合いを始めたかと思ったら眉間にしわ寄せて電話を切ったシルク。

情緒不安定すぎない?どうしたんだろ…

こっちまで調子狂うじゃん…

「…通話料の請求来たらシルクん家のポスト入れとくから」

なんとなくいやーな空気を和ませようと思って冗談で言ったつもりなのに…

シルク「…はい……」

なんて真に受けちゃって……

「え…?あの、冗談…なんだけど、」

シルク「は…?」

…うん。冗談なんだって。

素直に受け止めて「なんだよ、冗談か笑」とか言ってくれればいいのにさ。

シルク「いや、お金絡んでることだからそこはしっかりしないといけねぇだろ。」

なんてかなり真面目な顔して言うんですよ。

どう思います?まるで別人ですよ((

あのおちゃらけシルクはどこ行った……

「えっと……通話料かかってない、です…」

そう。そもそもシルクの携帯からだったし…

通話料なんかかかってない☆

シルク「え、?いや、兄貴からだろ?」

「そうだけど…シルクの携帯からだったし…」

シルク「……は?」

あの…"は?"の連呼やめていただけますか…?

怖いです……

「なんか…ごめんなさい……」

少し背中を丸めて謝る。

これはさすがに空回りしすぎた…

真面目に考えてくれてたシルクに申し訳ない…

シルク「い、いや…全然…大丈夫……」

なんて片言で言いながら自分の体を探ってる。

シルク「…携帯ない……」

あ、携帯探してたのか…

「ご、ごめ… シルク「あああああ!!ごめん!!まじごめん!」

もう一度謝ろうと思ったら、言葉を遮って逆に謝られてしまった。

「えっ…と……?」

シルク「さっきみたいに…お前悪くねぇのに何回も謝らせちゃってさ……」

シルク「俺が悪いときだって、お前が先に謝って俺謝んねぇまんまで…」

そんなことあったかな、と思って考えてみる。

確かに私が謝ってばかりだったけど、確実にシルクが悪いなんて思うようなことは一度もない。

シルク「今日のことも…ほんと、ごめん…」

「…いいよ、気にしなくて。」

今日のはさすがに頭にきた。

「その代わり、1つ相談してもいい?」

だから問い詰めてみる。

シルク「お、おう…」

「…私って幸せになっちゃ駄目なのかな。」

"お前らが付き合ってること自体迷惑なんだよ!!!"

思い出すだけで胸が痛い。

ねぇ、シルク。この言葉に隠れた思いがあるなら聞かせて。

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ゆり(プロフ) - いつも何回も見てドキドキを貰ってる!続きを早く読みたい!!更新頑張って!!! (2019年2月17日 20時) (レス) id: cf54931ea1 (このIDを非表示/違反報告)
優奈(プロフ) - 初めて読みました!続きみたいです!これからも頑張ってください! (2018年8月24日 22時) (レス) id: 799f064f74 (このIDを非表示/違反報告)
あやっち - 初めて読みました!マサイ,シルクファンにはたまらない作品です!更新頑張って下さい! (2018年3月13日 1時) (レス) id: 51ec3def0b (このIDを非表示/違反報告)
矢吹奈子(プロフ) - s u i _ 。さん» ありがとうございます!これからも頑張ってください(o^^o) (2017年8月27日 1時) (レス) id: 3b4e53296a (このIDを非表示/違反報告)
s u i _ 。(プロフ) - 矢吹奈子さん» ありがとうございます…!!お返事遅くなり申し訳ございません!主人公とシルクさんは両想いだけど、お互い片思いだと思い続けていて、主人公はまだシルクさんを好きでいてはいけないと思っているから。という感じですかね…分かりにくくてすみません(;´Д`) (2017年8月26日 23時) (レス) id: cca6ca5d53 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:sui_。 | 作成日時:2017年3月20日 21時

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