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〜 masai side 〜
シルクがAちゃんを助けたという事実を知った。
…正直、Aちゃんは俺と付き合ってるとはっきり言えないんじゃないかと思う。
俺と同じくらい…いや、もしかしたら俺以上にシルクと仲がいいから。
まだ俺のことを恋人として見てくれていないからから。
…シルクのことを、想い続けてるから。
理由はこんな感じかな。
そこにいたのが俺なら、Aちゃんを振り向かせられたかもしれないのに…って考えると悔しい。
…でも俺諦めてないから。
だから、何も気づいてないフリをして恋人として隣にいる。
上辺だけでも構わない…って言ったら嘘になるけど、今はそれでもいいと思ってる。
なんて考えてたら、さっきの場所まで戻って来てた。
「お待たせ。ごめん、なかなか自販機見つかんなくて…」
ゆき「ごめんなさい！！遅くなっちゃった…！」
適当に遅くなった理由を話そうとしたら、佐島さんも帰ってきた。
A「おかえり。」
いつものように微笑むAちゃん。
…やっぱり何もなかったんだよな、うん。
「はい、これシルクの」
シルク「おう、さんきゅ！暑かったよな、すまん…」
「大丈夫大丈夫。」
申し訳なさそうにするシルクについ笑いがこぼれる。
走って戻ってきたみたいで、顔を赤くしてる佐島さんに声をかける。
「佐島さんこれでよかったかな？」
ゆき「うん、全然大丈夫だよ！ありがとう。」
よかった。お任せって難しいよね、笑
「はい、Aちゃん。」
A「ぁ…ありがとう。ほんとに大丈夫…？顔真っ赤だよ…？」
そんな心配そうな顔しなくていいのに。
炎天下の中歩き回っていたからだろうし…日影で休めば問題ない。
「あぁ、うん。めっちゃ顔熱い、笑」
A「体調悪くなったら言ってね？心配だから…」
「ありがと、」
"心配"というワードがはっきり聞けて嬉しかった。
ストレートな言葉が少し照れくさくて、素っ気なく返す。
…頭痛がするとは言えないなー、笑
シルクの隣に座って、ペットボトルに口をつける。
シュワッと広がる炭酸の爽やかさに夏を感じた。
シルク「やっぱこの暑さだとすぐ温くなるよな…さっきまでまだ冷たかったのに…」
「だな、笑」
もう一度口をつけると、確かにもう温い。
これまた夏を感じますねー笑
あ、シルクがジュース冷たいって言ったの可笑しいと思った？
実はさ、シルクのお兄さんが新しいのと変えてくれたんだよね。
これは秘密。
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ゆり(プロフ) - いつも何回も見てドキドキを貰ってる！続きを早く読みたい！！更新頑張って！！！ (2019年2月17日 20時) (
レス) id: cf54931ea1 (このIDを非表示/違反報告)
優奈(プロフ) - 初めて読みました！続きみたいです！これからも頑張ってください！ (2018年8月24日 22時) (レス) id: 799f064f74 (このIDを非表示/違反報告)
あやっち - 初めて読みました！マサイ，シルクファンにはたまらない作品です！更新頑張って下さい！ (2018年3月13日 1時) (レス) id: 51ec3def0b (このIDを非表示/違反報告)
矢吹奈子(プロフ) - s u i ＿ 。さん» ありがとうございます！これからも頑張ってください(o^^o) (2017年8月27日 1時) (レス) id: 3b4e53296a (このIDを非表示/違反報告)
s u i ＿ 。(プロフ) - 矢吹奈子さん» ありがとうございます…！！お返事遅くなり申し訳ございません！主人公とシルクさんは両想いだけど、お互い片思いだと思い続けていて、主人公はまだシルクさんを好きでいてはいけないと思っているから。という感じですかね…分かりにくくてすみません(；´Д｀) (2017年8月26日 23時) (レス) id: cca6ca5d53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sui＿。 | 作成日時：2017年3月20日 21時
