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〜 you side 〜
マサイくんは放課後用事があるとかで今日は1人で帰った。
リビングでぼーっとしてると、モトキくんが帰ってきた。
「おかえりー」
モトキ「ただいまー」
帰ってくるなり荷物も置きにいかずに私の隣に座ったモトキくん。
「…なんだい？」
どうしたんだ…怖いよ？笑
モトキ「…どうしたの。」
「へ？」
モトキ「シルクくん、もういいの？」
…なるほど。そのことですか。
「……私には、マサイくんだけだから。」
呟くと、なぜか心が痛んだ。
…気のせい、だよね。
モトキ「…無理してない？」
「してないよ。」
モトキ「……そっか。」
いつもみたいに頭を撫でられる。
モトキ「Aがいいならいいけど…自分の気持ちに嘘ついちゃいけないよ？」
…嘘なんかついてないし。
「…うん。」
モトキ「なにがあったのか詳しくは聞かない。でも、俺はAが正直ないい子だって知ってるから。」
珍しくモトキ君の思ってることがわかった。
"自分に正直にいなさい"ってことだよね、きっと。
「いい子じゃないよ…」
失恋してすぐに他の人に乗り換えて…
ほんと最悪だよ、私。
モトキ「…じゃあそれはAじゃないね。」
「え…？」
モトキ「Aは一途で素敵な女の子だから。」
もしかして、声出てた…？
モトキ「はっきり出てましたー笑」
「まじですか…」
モトキ「うん笑」
…まあいっか。モトキくんだし。((
モトキ「…昔から変わってない俺の知ってるAなら、心のどこかにいるはずじゃないかな？あの人が。」
あの人、は聞かなくてもなんとなく自分でわかってた。
……モトキくんにはかなわない。
ぜーんぶ、お見通しだ。
この世で一番恐ろしい。笑
「……どうでしょう？笑」
モトキ「うーん…どうだろうね？笑」
そして、この世で一番優しい私のお兄ちゃん。
モトキ「まあしっかり考えな。Aのことだから俺が口出しすることじゃないし…」
いやいや、もう充分口出ししてるでしょ。笑
「はーい笑」
こうやって時々天然なのも可愛くて好きです笑
あいつのことは…今は考えたくない。
でも、向き合わなきゃいけないんだ。
私のことは私にしか分からない。
答えを出して、ちゃんと気持ちを伝えるんだ。
マサイくんにも…シルク、にも……
…まだ悩まないといけないんだ。
そう考えると辛いけど、頑張るしかない。
……辛くて耐えられなくなったら、またモトキくんに頼らせてもらおう。
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ゆり(プロフ) - いつも何回も見てドキドキを貰ってる！続きを早く読みたい！！更新頑張って！！！ (2019年2月17日 20時) (
レス) id: cf54931ea1 (このIDを非表示/違反報告)
優奈(プロフ) - 初めて読みました！続きみたいです！これからも頑張ってください！ (2018年8月24日 22時) (レス) id: 799f064f74 (このIDを非表示/違反報告)
あやっち - 初めて読みました！マサイ，シルクファンにはたまらない作品です！更新頑張って下さい！ (2018年3月13日 1時) (レス) id: 51ec3def0b (このIDを非表示/違反報告)
矢吹奈子(プロフ) - s u i ＿ 。さん» ありがとうございます！これからも頑張ってください(o^^o) (2017年8月27日 1時) (レス) id: 3b4e53296a (このIDを非表示/違反報告)
s u i ＿ 。(プロフ) - 矢吹奈子さん» ありがとうございます…！！お返事遅くなり申し訳ございません！主人公とシルクさんは両想いだけど、お互い片思いだと思い続けていて、主人公はまだシルクさんを好きでいてはいけないと思っているから。という感じですかね…分かりにくくてすみません(；´Д｀) (2017年8月26日 23時) (レス) id: cca6ca5d53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sui＿。 | 作成日時：2017年3月20日 21時
