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〜 masai side 〜
今日もチクワに起こされました…
あいつ一撃が重いんだよ…痛てぇ…
朝からテンションだだ下がりだけど、Aちゃんに会えるならいっか…みたいな考えてる俺くっそキモい。
自分で自分のキモさに悲しみながらAちゃん家に向かったんだけど…
「…どした?」
A「ぁ…」
家の前でへたりこんでて、少し顔色が悪かった。
A「あ、あの…段踏み外しちゃって…」
前はそんなことなかったよね…?
「え…?大丈夫なの?ほら、立てる?」
肩に腕を回して体を支える。
A「ありがとう…」
照れくさそうに笑うAちゃんを見て顔が一気に熱くなる。
それに加えて距離が近いことにも気づいて心臓はばくばく。
待て、落ち着け。冷静になれ、俺…
「怪我してない?大丈夫?」
平然を装って問いかける。
A「うん。ちょっとぼーっとしてて…笑」
「そっか…よかった。じゃあ行こっか。」
怪我がなかったことに安心しきって、手を差し出してしまった。
…馴れ馴れしすぎた?え、やばい。ねぇ女子のことよくわからないから誰か教えて…!!
A「うん」
1人で勝手にテンパってる俺。
目の前には手を握り返してくれてるAちゃん。
…何だこの温度差は。
馬鹿すぎんだろ…手繋ごうとするより1人でこんなテンパってる方が気持ち悪ぃよ…
あー…今日どうしたんだろ…
手繋ぐくらい大丈夫だって。バックハグしたんだし…
…ん?バックハグ…
ああああああ!!バックハグ!!!!
どうしよ、謝った方がいい…?それとも気にしない方が…でもAちゃん気にしてなさそう…?
…落ち着け!!!まじで!!
一気に考えすぎなんだよ!!
冷静に…何か話題…
「…デート、どこ行きたいとかある?」
必死に昨日までの会話を思い出して話す。
…デートってやっぱ恥ずかしいな、
A「うーん…特にないかな。前は私の行きたいところに付き合ってもらったから…」
oh…泣かせちゃったのに申し訳ない…
最悪だよね、彼女置いて行くとか論外だし…
「そっか、」
今回は楽しませてあげたい。なんかイベント…
「あれ、そういえば…」
今週末…
A「今週末…?」
「え、なんでわかったの?笑」
めちゃくちゃびっくりした。笑
A「だって一大イベントだもん!笑」
「だね笑 …一緒に行ってくれませんか?花火大会。」
A「ふふ、もちろん。」
俺らの町の花火大会。結構思い入れがある。
…いい思い出作れるかな、
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孕 - 花火大会でなにかが起こるのかしら…!? 展開楽しみにしてます!更新ファイトです! (2017年8月27日 15時) (レス) id: dfd1607cc8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーかり - ども!更新ありがとうございます!! 好きな人とデートなんて、青春やなぁ…(泣) 羨ましいわ!笑 更新、これからも頑張ってください!応援してます!! (2017年8月22日 18時) (レス) id: 778ae3def0 (このIDを非表示/違反報告)
s u i _ 。(プロフ) - ゆーかりさん» うおおおおお!!待っててくれてありがとうございます!!いいですよね、照れてるマサイくん(* ̄ω ̄) ありがとうございます!頑張ります!! (2017年8月14日 19時) (レス) id: cca6ca5d53 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーかり - ども!!!うおおおお!!嬉 久々の更新、ありがとうございます!!待ってました!! 恥ずかしそうにデートって言葉を口にするマサイは確かに可愛いね〜笑 やっぱり、夢主との会話を見てるだけで和む!更新、頑張ってください!応援してます!! (2017年8月13日 0時) (レス) id: 778ae3def0 (このIDを非表示/違反報告)
s u i _ 。(プロフ) - ゆーかりさん» いやいやいや!こんなにコメントしていただいてるので申し訳なさでいっぱいですよ(;´Д`) 本当にありがとうございます!! (2017年8月2日 0時) (レス) id: cca6ca5d53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:sui_。 | 作成日時:2017年2月27日 6時